- 村井章介. 中世史料との対話. 吉川弘文館, 2014, 352p.
主な内容は以下の通りです。
序
総論と比較史
中世史料論
中世史史料について
補論 中世の「書面」と歴史情報
日英中世史料論 終論
日本所在の韓国史関係史料―前近代を中心に
日本における史料編纂の現状と問題点―東京大学史料編纂所を中心に
古文書と語らう
具書案と文書偽作―『立花家蔵大友文書』所収「鎌倉代々御教書」についての一考察
「公界」は一揆か、公権力か―『相良氏法度』第十八条の解釈をめぐって
遠江国原田庄の地頭支配―孕石文書寸考
外交文書の名義人と起草者―大内義隆の対朝鮮通交の一事例
駿河・遠江の武田氏文書
人物と史料
結城親朝と北畠親房―東国のかなめ、中世の白河
遠江・駿河の宗良親王
綾小路信俊の亡霊をみた―『看聞日記』人名表記法寸考
雪舟等楊と笑雲瑞訢
山科言継の駿府生活
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b177613.html