- 国文学研究資料館編. アーカイブズ情報の共有化に向けて. 岩田書院, 2010, 284p.
主な内容は以下の通りです。
第1部 アーカイブズ情報の共有化と情報社会
社会学によるアーカイブズ論のための基礎的考察 ―2つの情報社会論―
安倍尚紀
政府のアカウンタビリティとアーカイブズ ―20世紀前半のヴィクトリア州公文書管理を事例として―
藤吉圭二
諸外国におけるアーカイブズ情報共有化の現状とその手法
坂口貴弘
史料保存機関における情報資源化の取り組みと課題
大友一雄
国立国語研究所における研究資料の保存と活用について ―集中管理の実現とEADによる資料記述の模索―
森本祥子
第2部 アーカイブズ情報の概念と構造
国際標準(ISAD(G)2nd / ISAAR(CPF) 2nd /ISDF)による組織構造体と機能構造体としてのフォンドの統一的把握 ―アーカイブズ・レコード・マネジメントにおけるアーカイバル・コントロール構築のために―
青山英幸
フォンドとシリーズの関係について ―北海道庁本庁拓殖関係文書の編成と記述に携わった経験を振り返って―
青山英幸
レコード・マネジメントにおける国際標準の適用
吉田千絵
第3部 アーカイブズ情報共有化の実践技法
EADの概要と日本における動向 ―国文学研究資料館の事例紹介を中心に―
五島敏芳
EAD/XMLのウェブ上での表示とXSL ―国文学研究資料館の事例から―
丸島和洋
表計算ソフトを利用した史料目録EAD化のためのツール
村越一哲
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.iwata-shoin.co.jp/bookdata/ISBN978-4-87294-602-4.htm