Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

史料

近代ヒスパニック世界と文書ネットワーク

吉江貴文編. 近代ヒスパニック世界と文書ネットワーク. 悠書館, 2019, 398p. 主な内容は以下の通りです。 序 「近代ヒスパニック世界と文書ネットワーク」の構想と課題(吉江貴文) I 文書循環サイクルの成立過程 1 スペイン帝国の植民地統治と文書 中央アメ…

鎌倉幕府文書行政論

佐藤秀成. 鎌倉幕府文書行政論. 吉川弘文館, 2019, 340p. 主な内容は以下の通りです。 本書の視点 第1部 関東発給文書 第2部 地方機関関連文書 第3部 御恩と奉公の一側面 まとめと南北朝期の展開 出版社による紹介が以下のページにあります。 http://www.…

新しい中世古文書学: アーカイブズとしての古文書: 総論編

上島有. 新しい中世古文書学: アーカイブズとしての古文書: 総論編. 清文堂出版, 2018, 316p. 主な内容は以下の通りです。 序 章 新しいアーカイブズ学としての中世古文書学 第一部 新しい中世古文書学 第一章 文書・古文書と中世古文書学 第二章 古文書の伝…

琉球史料学の船出: いま、歴史情報の海へ

黒嶋敏; 屋良健一郎編. 琉球史料学の船出: いま、歴史情報の海へ. 勉誠出版, 2017, 360p. 主な内容は以下の通りです。 序言―船出にあたって―黒嶋敏・屋良健一郎 第一部 古琉球の史料学 古琉球期の印章 上里隆史 かな碑文に古琉球を読む 村井章介 琉球辞令書…

アーカイブズの現在・未来・可能性を考える: 歴史研究と歴史教育の現場から

渡辺尚志編. アーカイブズの現在・未来・可能性を考える: 歴史研究と歴史教育の現場から. 法政大学出版局, 2016, 328p. 主な内容は以下の通りです。 編者まえがき 第一部 日本前近代史研究とアーカイブズ 第一章 訴訟からみた近世社会の特質──信濃国松代藩領…

2020 Spring Tokyo Digital History Symposium【2/23】

標記のシンポジウムが開催されます。 詳しくは、Historians' Workshopのサイトをご参照ください。 https://historiansworkshop.org/2020/01/18/ ・日時:2020年2月23日(日)13~18時 ・場所:東京大学 本郷キャンパス 経済学研究科学術交流棟・小島ホール …

年賀状は700枚の87歳 佐藤栄作日記の空白を読む

朝日新聞デジタルの2020年1月7日付の記事です。 https://digital.asahi.com/articles/ASMD00295MDZUCVL015.html?pn=8 東京大学名誉教授の伊藤隆さんが、近現代の軍や政治の中枢にいた人の日記や書簡などの収集が難しくなってきたと警鐘を鳴らしています。

国際シンポジウム「料紙研究×自然科学:古文書研究の新展開」【11/23】

標記のシンポジウムが開催されます。 参加申し込みは不要です。 詳しくは、東京大学史料編纂所のサイトをご参照ください。 http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news/2019/event_20191123.html 主催 科学研究費補助金基盤研究 (A)「『国際古文書料紙学』の確立」(No…

昭和天皇の直筆原稿見つかる まとまった状態で初めて

朝日新聞デジタルの2019年1月1日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASLDZ538RLDZUTIL00Q.html 昭和天皇が晩年、御製を推敲する際に使ったとみられる原稿が見つかり、保管者は今後、研究機関など適切な場所に原稿の管理を委ねることを検討してい…

歴博国際シンポジウム「東アジアの古文書と日本の古文書―形と機能の比較―」【11/17】

標記のシンポジウムが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、国立歴史民俗博物館のサイトをご参照ください。 https://www.rekihaku.ac.jp/research/inter/2018/symposium2018.html 日程 2018年11月17日(土) 9:30 〜 17:15 場所 国立歴史民…

古文書の研究: 料紙論・筆跡論

湯山賢一. 古文書の研究: 料紙論・筆跡論. 青史出版, 2017, 254p. 主な内容は以下の通りです。 第一章=古代・中世史料概説 一 古文書・古記録概論 二 天皇の書 第二章=古文書料紙論 一 和紙の始まり 二 料紙論と和紙文化 三 我が国に於ける料紙の歴史につい…

古文書料紙論叢

湯山賢一編. 古文書料紙論叢. 勉誠出版, 2017, 896p. 主な内容は以下の通りです。 序 言 湯山賢一 第1部 文書料紙の変遷(総論) 我が国に於ける料紙の歴史について―「料紙の変遷表」覚書 湯山賢一 律令制公文書の料紙について 杉本一樹 料紙抄造の変遷―日本…

近世村方文書の管理と筆耕: 民間文書社会の担い手

冨善一敏. 近世村方文書の管理と筆耕: 民間文書社会の担い手. 校倉書房, 2017, 272p, (歴史科学叢書). 主な内容は以下の通りです。 序章 第一部 近世村方文書の管理と文書引継争論 第一章 近世村落における文書整理・管理について 第二章 大庄屋文書の引継に…

日本人にとって日記とは何か

倉本一宏編. 日本人にとって日記とは何か. 臨川書店, 2016, 276p, (日記で読む日本史, 1). 主な内容は以下の通りです。 はしがき 倉本一宏 第一部 日記と歴史 第一章 日記が語る古代史 倉本一宏 第二章 日記が語る中世史 松薗 斉 第三章 日記が語る近世史 石…

中世地下文書の世界: 史料論のフロンティア

春田直紀編. 中世地下文書の世界: 史料論のフロンティア. 勉誠出版, 2017, 320p, (アジア遊学, 209). 主な内容は以下の通りです。 序論 中世地下文書論の構築に向けて 春田直紀 I 地下文書とは何か 「地下」とは何か 佐藤雄基 地下文書の成立と中世日本 小川…

歴史実践の現在

歴史学研究会編. 歴史実践の現在. 績文堂出版, 2017, 311p, (第4次現代歴史学の成果と課題, 3). 主な内容は以下の通りです。 第1章 歴史学をとりまく環境 歴史修正主義とのたたかい 1 歴史修正主義とその背景 中野聡 2 人文・社会科学の危機と歴史学 久保…

戦国文書調査マニュアル

柴辻俊六. 戦国文書調査マニュアル. 戎光祥出版, 2017, 218p. 主な内容は以下の通りです。 第I章 "古文書"が語るもの 一、古文書の魅力に触れてみよう 二、くずし字を解読するには 三、複雑な伝来と文書群の移転 四、文書の原本へのアプローチ 第II章 事前の…

94歳上島さん、東寺文書保存を語る 京都で古文書学会

『京都新聞』のサイトの2018年9月10日付の記事です。 https://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20180910000163 日本古文書学会の2018年度学術大会(事務局・京都府立大)では、摂南大学名誉教授の上島有さんが、自らが関わった「東寺百合文書」…

陸軍文書、焼かれたはずが 天皇印や「原子爆弾」の記載

朝日新聞デジタルの2018年8月15日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASL8G63TXL8GUTIL033.html 陸軍省や参謀本部のあった東京・市ケ谷台(現防衛省)の地中から、戦後50年以上を経て、焼却されたはずの文書が、焦げ痕がついた状態で発見され…

体験者なき時代にどう戦争伝えるか 文献のみ頼るのは危険 裏表ある高級軍人証言

産経ニュースの2018年8月15日付の記事です。 https://www.sankei.com/life/news/180815/lif1808150015-n1.html 戦争体験者から直接話を聞くことが困難になる今後、いかにして残された記録を読み解いていけばいいのかについて、大和ミュージアム館長の戸高一…

忍者の情報求む! 三重大、全国800団体・人に依頼文書

産経ニュースの2018年8月2日付の記事です。 https://www.sankei.com/region/news/180802/rgn1808020048-n1.html 三重大学の国際忍者研究センターは、どこにどんな史料や伝承があるのかをデータベース化して国内外に発信するとともに、各地に出向いて史料を分…

「国宝文書の村」を歩く 中世のたたずまい今も

朝日新聞デジタルの2018年5月31日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASL5Z312GL5ZPTFC001.html 滋賀県長浜市西浅井町菅浦の住民たちが受け継いできた「菅浦文書」と「菅浦与大浦下庄堺絵図」が、新たに国宝になる見通しになったそうです。

2018 Spring Tokyo Digital History Symposium【4/15】

標記のシンポジウムが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、以下のブログをご参照ください。 https://naokicocaze.wordpress.com/2018/03/20/2018-spring-tokyo-digital-history-symposium-%E9%96%8B%E5%82%AC%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5…

シンポジウム「災害史研究と資料保存」【12/11】

標記のシンポジウムが開催されます。 参加申し込みは不要です。 詳しくは、新潟大学災害・復興科学研究所のサイトをご参照ください。 http://www.nhdr.niigata-u.ac.jp/news/2016_news/20161004.html 主催 新潟大学災害・復興科学研究所 地震・火山噴火予知…

学際シンポジウム「近代日本の日記文化と自己表象—人々はいかに書き、書かされ、書き遺してきたか—」【9/17-18】

標記のシンポジウムが開催されます。 参加申し込みは不要です。 詳しくは、主催者のサイトをご参照ください。 http://diaryculture.com/ 2016年9月17日(土)、18日(日) 明治学院大学白金校舎、本館10階大会議室 アクセス http://www.meijigakuin.ac.jp/ac…

史料論

大津透, 桜井英治, 藤井讓治, 吉田裕, 李成市編. 史料論. 岩波書店, 2015, 299p, (岩波講座日本歴史, 21). 主な内容は以下の通りです。 序論 史料論の今日的課題と成果 木簡史料論 国史の編纂―『日本書紀』と五国史の比較 中世史料学の現在 中世史と考古学 …

古代中世の文書管理と官人

井上幸治. 古代中世の文書管理と官人. 八木書店, 2016, 480p. 主な内容は以下の通りです。 序にかえて 第一部 公家官僚制への変化 第一章 太政官弁官局の実務職員(史)の変遷と背景 第二章 平安時代中後期における外記・官史のライフサイクル 第三章 承久の…

日記・古記録の世界

倉本一宏編. 日記・古記録の世界. 思文閣出版, 2015, 792p. 主な内容は以下の通りです。 序に代えて―日記と古記録について―(倉本一宏) 第I部 日記・古記録の本質 「日記」および「日記文学」概念史大概(鈴木貞美) 「日記」という文献(近藤好和) ―その…

姓氏・家紋・花押

荻野三七彦. 姓氏・家紋・花押. 吉川弘文館, 2014, 280p, (読みなおす日本史). 主な内容は以下の通りです。 1 花押 花押と日本史の謎 2 紋章 紋章と日本人 武門の象徴 姓氏と紋章 紋章研究の手引き―楯紋・旗紋・幕紋の考察 3 姓氏 苗字と地名 姓氏と古文…

公開研究会「東京大学史料編纂所のデジタル画像検索閲覧システムの現状と課題」【6/23】

標記の研究会が開催されます。 詳しくは、東京大学史料編纂所のサイトをご参照ください。 http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/index-j.html ○公開研究会(第1部) 「東京大学史料編纂所のデジタル画像検索閲覧システムの現状と課題」 日時・場所: 2016年6月23日(…