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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

時空超えるアーカイブの力 権利の壁に道筋を コロナ後のエンタメ

『毎日新聞』のサイトの2021年6月28日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20210627/k00/00m/040/079000c コロナ禍で劇場での演劇やコンサートの公演が制限されたことで広まった舞台公演などのオンライン配信の現場では、複雑な権利関係が障壁にも…

災害の記憶「後世に」 天皇陛下、即位後初のご講演

『産経新聞』のサイトの2021年6月27日付の記事です。 https://www.sankei.com/article/20210627-JLE4G4TNUVM27LDEJQ4OZBUZPE/ 天皇陛下はオンライン開催された国連の「水と災害に関する特別会合」で、新型コロナウイルス禍や災害の記憶を後世に伝える意義を…

訴訟記録の永久保存、455件に 松川事件は「廃棄」

朝日新聞デジタルの2021年6月27日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASP6P639JP6JULZU009.html 歴史史料として価値が高い民事訴訟の記録を永久保存する制度に基づき、東京地裁が新たに107件の訴訟記録を「特別保存」に指定すると決めたそうです…

政府のコロナ対策、検証困難に? 新閣僚会議に議事録作成義務なし

『西日本新聞』のサイトの2021年6月24日付の記事です。 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/759774/ 政府は初めて開いたコロナ関連の関係閣僚会議について、活動記録は残すものの、議事録や議事概要の作成を義務付けない方針だそうです。

赤木ファイル 現場の抗議無視し改ざん強要

『読売新聞』のサイトの2021年6月23日付の社説です。 https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20210622-OYT1T50290/ 学校法人・森友学園への国有地売却を巡る財務省決裁文書の改ざん問題で、2018年に自殺した近畿財務局職員・赤木俊夫さんが経緯をまとめた…

演劇のアーカイブ化、コロナで相次ぎ形に 舞台映像1300本、戯曲550本

朝日新聞デジタルの2021年6月18日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/DA3S14942744.html 上演された舞台の映像や戯曲など、演劇情報のアーカイブが、コロナ禍という思わぬ形で緒に就いたとしています。

「全国樺太連盟」解散 資料の保管先どうなる 歴史を伝える2800点

『毎日新聞』のサイトの2021年6月16日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20210616/dde/014/040/003000c 終戦まで日本が統治した南樺太からの引き揚げ者らでつくる一般社団法人「全国樺太連盟」が解散し、東京都港区の本部事務所で保有する樺太関…

「復興再考」第12部 つなぐ(4)記録/膨大な文書、まず残して

『河北新報』のサイトの2021年6月15日付の記事です。 https://kahoku.news/articles/20210615khn000040.html 福島県大熊町の帰還困難区域にある町の施設には、東京電力福島第1原発事故後に作成された公文書が全て残してありますが、震災関連の公文書の保管…

デジタルアーカイブ完成 豪雨記録 電子図書館に

『読売新聞』のサイトの2021年6月10日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/news/20210609-OYTNT50211/ 2018年に岡山県内を襲った西日本豪雨について、県危機管理課に保管されていた動画や写真1000点以上をまとめたデジタルアー…

高精細画像や3D手法で指定文化財などを鑑賞! 矢板にデジタルミュージアム開設

『東京新聞』のサイトの2021年6月10日付の記事です。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/109774 栃木県矢板市は、指定文化財などを高精細画像や3D手法で鑑賞できるウェブサイト「デジタルミュージアム」を開設したそうです。

国立公文書館の非常勤職員募集

国立公文書館が、非常勤職員を若干名募集しています。 職務内容は以下の通りです。 展示業務補助(展示会の準備、文献収集及び調査、展示パネル原稿作成等)、歴史公文書等の調査研究業務補助(当館または他機関等の所蔵資料に関する調査等)、その他上記に…

古文書の様式と国際比較

小島道裕; 田中大喜; 荒木和憲編. 国立歴史民俗博物館監修. 古文書の様式と国際比較. 勉誠出版, 2020, 432p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに 小島道裕 第1部 日本の文書様式とその変遷 1 古代の文書と中世への展開 2 中世文書の諸相 3 戦国大名の文書…

椿井文書: 日本最大級の偽文書

馬部隆弘著. 椿井文書: 日本最大級の偽文書. 中央公論新社, 2020, 272p, (中公新書, 2584). 主な内容は以下の通りです。 >>第1章 椿井文書とは何か 第2章 どのように作成されたか 第3章 どのように流布したか 第4章 受け入れられた思想的背景 第5章 椿…

古文書の伝来と歴史の創造: 由緒論から読み解く山国文書の世界

坂田聡編. 古文書の伝来と歴史の創造: 由緒論から読み解く山国文書の世界. 高志書院, 2020, 380p. 主な内容は以下の通りです。 序章 本書の問題関心と構成 坂田 聡 第I部 名主家の由緒・伝承・系譜 中近世「名主」考 𠮷岡 拓 黒田宮村西家の家譜・由緒と「常…

古文書がつなぐ人と地域: これからの歴史資料保全活動

荒武賢一朗; 高橋陽一編. 古文書がつなぐ人と地域: これからの歴史資料保全活動. 東北大学出版会, 2019, 178p. 主な内容は以下の通りです。 まえがき 高橋陽一 1 歴史資料保全活動の現場から―宮城県白石市の事例 櫻井和人 2 原発事故被災地における歴史資…

災害アーカイブ: 資料の救出から地域への還元まで

白井哲哉. 災害アーカイブ: 資料の救出から地域への還元まで. 東京堂出版, 2019, 236p. 主な内容は以下の通りです。 序 被災と活動の開始 第一章 資料救出活動の開始から茨城史料ネットの設立へ――三・一一から七・二へ 第二章 茨城における大震災被害と歴史…

文字文化のひろがり: 東国・甲斐からよむ

平川南. 文字文化のひろがり: 東国・甲斐からよむ. 吉川弘文館, 2019, 264p. 主な内容は以下の通りです。 I 文字を書く 役人の文字の習熟度―誤字・脱字にみる階層差 村人と文字―豊穣・延命への祈り 文書と口頭伝達―読み上げることの意味 木簡の大きさと格付…

新しい産業創造へ

時実象一監修. 久永一郎責任編集. 新しい産業創造へ. 勉誠出版, 2021, 288p, (デジタルアーカイブ・ベーシックス, 5). 主な内容は以下の通りです。 はしがき 時実象一 序論 デジタル技術とデジタルアーカイブ産業の可能性 島裕 第1部 デジタルアーカイブの活…

アートシーンを支える

高野明彦監修. 嘉村哲郎責任編集. アートシーンを支える. 勉誠出版, 2020, 312p, (デジタルアーカイブ・ベーシックス, 4). 主な内容は以下の通りです。 まえがき 高野明彦 Scene 0 ゼロ地点のDA 第1章 アート×デジタルアーカイブのこれまでとこれから 青柳正…

自然史・理工系研究データの活用

井上透監修. 中村覚責任編集. 自然史・理工系研究データの活用. 勉誠出版, 2020, 240p, (デジタルアーカイブ・ベーシックス, 3). 主な内容は以下の通りです。 序論 自然史・理工学デジタルアーカイブの今日的意義 井上透 第1部 研究データの活用にむけて 第1…

災害記録を未来に活かす

今村文彦監修. 鈴木親彦責任編集. 災害記録を未来に活かす. 勉誠出版, 2019, 208p, (デジタルアーカイブ・ベーシックス, 2). 主な内容は以下の通りです。 序論 震災・災害デジタルアーカイブの今日的意義―新しい防災文化の創生を目指して 今村文彦 第1部 震…

権利処理と法の実務

福井健策監修. 数藤雅彦責任編集. 権利処理と法の実務. 勉誠出版, 2019, 240p, (デジタルアーカイブ・ベーシックス, 1). 主な内容は以下の通りです。 シリーズ発刊にあたって デジタルアーカイブ学会会長 長尾真 まえがき 福井健策 序 章 デジタルアーカイブ…

デジタルアーカイブの理論と政策: デジタル文化資源の活用に向けて

柳与志夫. デジタルアーカイブの理論と政策: デジタル文化資源の活用に向けて. 勁草書房, 2020, 272p. 主な内容は以下の通りです。 はしがき 第I部 「デジタル文化資源」の発見 第一章 我が国における文化・知的情報資源政策形成に向けての基礎的考察 第二章…

新版デジタルアーキビスト入門: デジタルアーカイブの基礎

岐阜女子大学デジタルアーカイブ研究所編. 新版デジタルアーキビスト入門: デジタルアーカイブの基礎. 樹村房, 2019, 76p. 主な内容は以下の通りです。 1章 デジタルアーカイブとは 2章 文化(対象)の理解 3章 デジタル化と利用 4章 法と倫理 出版社による…

オンラインセミナー「大学におけるデジタル・レコードキーピング——シドニー大学の挑戦」【7/31】

標記のセミナーが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、立教大学共生社会研究センターのサイトをご参照ください。 https://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/rcccs/news/2021/mknpps000001mzt1.html 日時:2021年7月31日(土) 13:00…

徳島県立文書館の専門職員募集

徳島県立文書館が、専門職員1名を募集しています。 職務の内容は以下の通りです。 県の関係機関(徳島県立文書館等)において,公文書・古文書に関する調査・研究,選別・保存,展示,教育普及等の業務及びその他行政事務に従事します。 受験資格は以下の通…

文化財修理の「匠」育成へ5か年計画…京都移転予定の文化庁

『読売新聞』のサイトの2021年6月2日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/culture/20210602-OYT1T50128/ 文化庁は、文化財保護に欠かせない人材の育成や環境整備を強化する「文化財の匠プロジェクト」と名づけた取り組みを始めるそうです。

博物館の史料、HPで公開 絵巻など130点デジタル化 愛媛

『毎日新聞』のサイトの2021年6月1日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20210601/k00/00m/040/033000c 愛媛県歴史文化博物館は、収蔵している絵図や絵巻130点をデジタル化し、ホームページ上で公開を始めたそうです。

炭都の記憶 1100点公開へ 飯塚市歴史資料館 データベース整備

『読売新聞』のサイトの2021年6月1日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/news/20210531-OYTNT50095/ 福岡県飯塚市歴史資料館は、同市が石炭産業で栄えた時代の写真を集めた「炭都の記憶」データベースを市デジタルミュージアム内に整備…

またずさんな公文書管理…消費者庁、「ジャパンライフ」パブコメ廃棄していた 30年保存義務の重要文書

『東京新聞』のサイトの2021年5月28日付の記事です。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/107042 消費者庁が、政令の制定に影響を与える重要な行政文書として、政府のガイドラインで30年保存が求められているパブリックコメント(意見公募、パブコメ)へ…