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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

色彩豊か、明治の「引き札」 豊岡市立歴博がデジタル化 市立図書館HPで初公開

『産経新聞』のサイトの2020年5月21日付の記事です。 https://www.sankei.com/region/news/200521/rgn2005210022-n1.html 兵庫県豊岡市立歴史博物館が旧出石町(現在の同市出石町)の貴重な郷土史料の寄贈を受け、うち明治期にチラシとして使われた「引き札…

公文書「安易な廃棄禁止」 兵庫県が管理条例を4月施行

『神戸新聞』のサイトの2020年5月20日付の記事です。 https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202005/0013355668.shtml 兵庫県は、意志決定に至る過程を示す公文書の取り扱いなどに配慮するよう管理指針で義務づけた県公文書管理条例を施行したそうです。

ネットで「金沢文庫文書」 高精細画像や翻刻データ公開 鎌倉期の国宝資料群 /東京

『毎日新聞』のサイトの2020年5月20日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20200520/ddl/k13/040/017000c 神奈川県立金沢文庫は、国宝「金沢文庫文書」をデジタル化した高精細画像や崩し字を現代文に変換した翻刻データなどを、インターネット上の…

テレ東・現役プロデューサー陣が衝撃を受けた門外不出のテープを大放出

ORICON NEWSの2020年5月19日付の記事です。 https://www.oricon.co.jp/news/2162421/full/ テレビ東京に入社すると、ADはまずテープ倉庫「浦和アーカイブセンター」のアーカイブのさまざまな過去素材を検索する業務を行うそうです。

資料20万点、閲覧伸びず 有効活用促す工夫必要 開設3年、熊本地震デジタルアーカイブ

『熊本日日新聞』のサイトの2020年5月19日付の記事です。 https://this.kiji.is/635287347519865953?c=92619697908483575 熊本地震に関する写真や文書などの記録をデータ化し、一般に公開している熊本県の「デジタルアーカイブ」の利用は伸び悩んでいるそう…

福岡県、人権啓発番組に削除要請 手紙1通のクレームで

朝日新聞デジタルの2020年5月19日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASN5M6JZ6N5GTIPE02W.html 福岡県が人権啓発のために九州朝日放送(KBC)に委託しているラジオ番組の内容をめぐり、県が聴取者からクレームがあったことを理由にアーカイブ化…

水没した美術品、早く修復したいのに… コロナで活動停滞

『神奈川新聞』のサイトの2020年5月18日付の記事です。 https://www.kanaloco.jp/article/entry-356819.html 地下収蔵庫内の収蔵品が甚大な被害を受けた川崎市市民ミュージアムでは、新型コロナウイルス対策のためレスキュー活動が滞るなど、修復作業にも影…

専門家会議の議事録作らず 政府、匿名の概要公開

『中日新聞』のサイトの2020年5月14日付の記事です。 https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2020051402000066.html 新型コロナウイルス感染症への対応を医学的見地から政府に助言する専門家会議で、運営の庶務を担う内閣官房が、誰が発言したの…

「津軽デジタル風土記」完成 弘大・国文研

『北海道新聞』のサイトの2020年5月14日付の記事です。 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/420781 弘前大学と国文学研究資料館が2017~19年度の3カ年で行った共同研究「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクトが完了し、津軽地域の貴重な史料のデジタ…

食の体験を再現するデジタルアーカイブ構築へ NTT

『日本経済新聞』のサイトの2020年5月13日付の記事です。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59027520T10C20A5000000/ NTTと全日本・食学会、立命館大学は、料理そのものや、料理をおいしく食べた体験および思い出を完全に再現するとともに、新たな創作…

検察定年延長「議事録」なし 解釈変更打ち合わせ 法務省「決裁は口頭、文書なし」

『毎日新聞』のサイトの2020年5月12日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20200512/k00/00m/010/180000c 法務省が、検察官にも国家公務員法の定年延長規定が適用されるとした解釈変更について、省内の会議や内閣法制局などとの打ち合わせに関する…

貴重な郷土資料ネット公開 高知県立図書館デジタルギャラリー

『高知新聞』のサイトの2020年5月12日付の記事です。 https://www.kochinews.co.jp/article/366691/ 高知県立図書館は、所蔵する古文書や絵図、書画など、貴重な郷土資料を高精細な画像で保管するデジタル化を進めているそうです。

公文書管理、強化どこまで 条例施行、専門家「監視が重要」 /山形

『毎日新聞』のサイトの2020年5月11日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20200511/ddl/k06/010/144000c 山形県の公文書管理条例が4月に施行されたそうです。

台湾文化をアーカイブ化 「国家文化記憶庫」10月に本格運営へ

フォーカス台湾の2020年5月9日付の記事です。 http://japan.cna.com.tw/news/asoc/202005090006.aspx 台湾の多元的な文化や物語をデジタルアーカイブ化し、誰もが共有できるポータルサイト「台湾カルチュラル・メモリーバンク」(国家文化記憶庫)が運営開始…

国立映画アーカイブの特定研究員募集

国立映画アーカイブが、特定研究員1名を募集しています。 職務内容は以下の通りです。 (1)国立映画アーカイブにおけるさまざまな教育普及プログラムの開発・運営業務ならびにこれらに関する広報業務 (2)国立映画アーカイブにおける国内外の館外共催事…

未整理古文書の調査始動 城端別院善徳寺

『北國新聞』のサイトの2020年5月8日付の記事です。 https://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20200508204.htm 富山県南砺市の城端別院善徳寺にある文化遺産の保存管理や調査研究を担う善徳文化護持研究振興会は、未整理の古文書の調査を始動させるそうです。

「日本最大級の偽文書」か 郷土史の定説ひっくり返るかも…京都・山城の古文書

『京都新聞』のサイトの2020年5月8日付の記事です。 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/216732 京都府山城地域の自治体史に数多く引用されてきた史料「椿井文書」を「日本最大級の偽文書」と指摘する新書が出版され、地元の歴史関係者らに波紋を広げて…

漱石を最新技術で後世へ 東北大、デジタル化を開始

『日本経済新聞』のサイトの2020年5月7日付の記事です。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58799620X00C20A5910E00/ 夏目漱石直筆の草稿や蔵書を集めた「漱石文庫」を所蔵する東北大学付属図書館は、経年劣化を食い止めようと、高画質デジタルデータ化…

米大統領選 民主バイデン氏、性的暴行疑惑を否定

『産経新聞』のサイトの2020年5月1日付の記事です。 https://www.sankei.com/world/news/200501/wor2005010020-n1.html 米国大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領は、元知り合いの女性が刑事告発した1993年の性的暴行疑惑について、…

防衛省、電子決裁を拡大 新型コロナ

時事通信のサイトの2020年4月28日付の記事です。 防衛省、電子決裁を拡大 新型コロナ:時事ドットコム 河野太郎防衛相は、新型コロナウイルス対策で職員の在宅勤務が増えたことを受け、電子決裁できる行政文書の対象を拡大すると発表したそうです。

新型コロナとの戦い 議論・判断の記録残してこそ

NIKKEI STYLEの2020年4月19日付の記事です。 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO58075490V10C20A4EAC000/ 新型コロナウイルス対策に関する会議について、「各府省庁が「この会議で政策は決めていない」としてしまえば、十分な記録が残らない恐れがある…

近世・近現代: 文書の保存・管理の歴史

佐藤孝之; 三村昌司編. 近世・近現代: 文書の保存・管理の歴史. 勉誠出版, 2019, 352p. 主な内容は以下の通りです。 序言 佐藤孝之・三村昌司 近世編 総論 近世文書の保存・管理史研究と近世編の概要 佐藤孝之 江戸幕府右筆所日記について 小宮木代良 秋田藩…

近代ヒスパニック世界と文書ネットワーク

吉江貴文編. 近代ヒスパニック世界と文書ネットワーク. 悠書館, 2019, 398p. 主な内容は以下の通りです。 序 「近代ヒスパニック世界と文書ネットワーク」の構想と課題(吉江貴文) I 文書循環サイクルの成立過程 1 スペイン帝国の植民地統治と文書 中央アメ…

「生存」の歴史と復興の現在

大門正克; 岡田知弘; 川内淳史; 河西英通; 高岡裕之編. 「生存」の歴史と復興の現在. 大月書店, 2019, 368p. 主な内容は以下の通りです。 第Ⅰ部 断ち切られた「日常」を取り戻す――地域歴史遺産がつなぐ記憶と歴史 第1章 災害が断ち切る「日常」の記憶 つな…

鎌倉幕府文書行政論

佐藤秀成. 鎌倉幕府文書行政論. 吉川弘文館, 2019, 340p. 主な内容は以下の通りです。 本書の視点 第1部 関東発給文書 第2部 地方機関関連文書 第3部 御恩と奉公の一側面 まとめと南北朝期の展開 出版社による紹介が以下のページにあります。 http://www.…

新しい中世古文書学: アーカイブズとしての古文書: 総論編

上島有. 新しい中世古文書学: アーカイブズとしての古文書: 総論編. 清文堂出版, 2018, 316p. 主な内容は以下の通りです。 序 章 新しいアーカイブズ学としての中世古文書学 第一部 新しい中世古文書学 第一章 文書・古文書と中世古文書学 第二章 古文書の伝…

琉球史料学の船出: いま、歴史情報の海へ

黒嶋敏; 屋良健一郎編. 琉球史料学の船出: いま、歴史情報の海へ. 勉誠出版, 2017, 360p. 主な内容は以下の通りです。 序言―船出にあたって―黒嶋敏・屋良健一郎 第一部 古琉球の史料学 古琉球期の印章 上里隆史 かな碑文に古琉球を読む 村井章介 琉球辞令書…

アーカイブズの現在・未来・可能性を考える: 歴史研究と歴史教育の現場から

渡辺尚志編. アーカイブズの現在・未来・可能性を考える: 歴史研究と歴史教育の現場から. 法政大学出版局, 2016, 328p. 主な内容は以下の通りです。 編者まえがき 第一部 日本前近代史研究とアーカイブズ 第一章 訴訟からみた近世社会の特質──信濃国松代藩領…

震災復興の公共人類学: 福島原発事故被災者と津波被災者との協働

関谷雄一; 高倉浩樹編. 震災復興の公共人類学: 福島原発事故被災者と津波被災者との協働. 東京大学出版会, 2019, 304p. 主な内容は以下の通りです。 序 論 災害に抗する公共人類学への誘い(関谷雄一) I 震災復興の映像アーカイブ化 第1章 灰色地帯を生き抜…

コミュニティ・アーカイブをつくろう!: せんだいメディアテーク「3がつ11にちをわすれないためにセンター」奮闘記

佐藤知久; 甲斐賢治; 北野央. コミュニティ・アーカイブをつくろう!: せんだいメディアテーク「3がつ11にちをわすれないためにセンター」奮闘記. 晶文社, 2018, 368p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに なぜコミュニティ・アーカイブなのか 〔I〕 かん…