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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

A Manual of Archive Administrationの全文Web公開

ヒラリー・ジェンキンソン(Sir Hilary Jenkinson)著のA Manual of Archive Administration, Including the Problems of War Archives and Archive Makingが、Internet Archiveで全文デジタル化され、公開されています。 http://www.archive.org/details/manu…

大学のデジタル記録に関するケーススタディ

米国の大学アーキビストが、デジタル記録をめぐる各種の課題についてまとめたケーススタディの報告書が、米国アーキビスト協会(SAA)のサイトで公開されています。 http://www.archivists.org/publications/epubs/CampusCaseStudies/index.asp 現在、以下の7…

上川大臣のサイト

上川陽子公文書管理担当大臣の公式Webサイトに、2008年2月29日の大臣就任時の所信表明と職員への訓示、その後の視察時の写真、マスコミ報道の記録などが掲載されています。 http://kamikawayoko.net/daily/2008042201.html http://kamikawayoko.net/activiti…

500人規模で公文書管理 政府、来年に立法措置

47NEWSの2008年6月23日付の記事です。各紙でも報道されました。 http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008062201000604.html 「公文書管理の在り方に関する有識者会議」の中間報告案についても、多くの新聞が取り上げています。 「公文書館の権限強化 有識者会…

北海道大学:クラーク博士の講義ノートをネット公開 新渡戸稲造の筆記など6点

毎日jpの2008年6月23日付の記事です。 http://mainichi.jp/life/electronics/news/20080623mog00m100012000c.html 北海道大学は、札幌農学校のウィリアム・スミス・クラーク初代学長らの講義ノートなど歴史的資料6点をデジタル化し、「北海道大学オープンコ…

日本アーカイブズ学会の要望書

日本アーカイブズ学会は2008年5月30日、上川陽子公文書管理担当大臣宛に、要望書「アーカイブズ制度の拡充に向けて(要望)」を提出しました。 その全文が、同会のサイトに掲載されています。 http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=16 な…

newsそれから:夢咲塾「高田郷土文庫」の保存活用 歴史は街づくりの原点 /奈良

毎日jpの2008年6月21日付の記事です。 http://mainichi.jp/area/nara/news/20080621ddlk29040639000c.html 奈良県大和高田市の街づくり団体「夢咲塾」のメンバーが、郷土史家の堀江彦三郎さんが収集した古文書などの整理を進めているそうです。

沖縄戦 未公開映像を上映/県公文書館が入手

『沖縄タイムス』のサイトの2008年6月23日付の記事です。 http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806231300_05.html 沖縄戦当時、米軍が撮影した映像資料の映写会が、沖縄県公文書館で開かれました。 映写会には、高校放送部の生徒が協力したとのことです。

『カレントアウェアネス-E』No.127

『カレントアウェアネス-E』のNo.127(2008年5月14日付)に、以下の記事が掲載されています。 E779 - NARA,連邦政府各省庁のウェブサイト記録作成を中止 http://current.ndl.go.jp/e779 米国国立公文書館(NARA)は、ブッシュ大統領(第2期)の任期終了時に…

米国国立公文書館のデジタル化戦略

米国国立公文書館(NARA)は2008年5月、以下の文書を発表しました。 Strategy for Digitizing Archival Materials for Public Access, 2007-2016 http://www.archives.gov/digitization/strategy.html NARAの戦略計画に基づき、所蔵資料のデジタル化とその公…

米国連邦政府の電子記録管理についてのレポート

米国の非営利団体であるCitizens for Responsibility and Ethics in Washington (CREW)は2008年4月16日、以下のレポートを発表しました。 Record Chaos: The Deplorable State of Electronic Record Keeping in the Federal Government http://citizensforet…

研究用データの保存についてのレポート

英国の情報システム合同委員会(JISC)は2008年5月12日、以下のレポートを発表しました。 Keeping Research Data Safe: a cost model and guidance for UK Universities http://www.jisc.ac.uk/publications/publications/keepingresearchdatasafe.aspx レポー…

digital preservationの定義

米国図書館協会内のPreservation and Reformatting Section (PARS)が、"digital preservation"という語句の定義を検討した結果について発表しました。 http://www.ala.org/ala/alcts/newslinks/digipres/index.cfm 図書館界やアーカイブズ界におけるこの概念…

PDF/Aについてのレポート

英国のDigital Preservation Coalition (DPC)は2008年4月、Preserving the Data Explosion: Using PDFというレポートを発表しました。 http://www.dpconline.org/graphics/reports/index.html#twrpdfrss 組織の知識を保存するためのフォーマットとしてのPDF/…

視聴覚コレクションの保存に関するレポート

欧州連合の支援を受けたTAPE (Training for Audiovisual Preservation in Europe)プロジェクトが、以下の2本のレポートを公開しました。 Tracking the reel world: A survey of audiovisual collections in Europe Audiovisual research collections and the…

ヨーロッパにおける視聴覚資料の保存

英国のDigital Curation Centre (DCC)が2008年3月18日、以下の文書を発表しました。 DCC Case Study – PrestoSpace: Preservation towards storage and access. Standardised Practices for Audiovisual Contents in Europe アナログ媒体とデジタル媒体が混…

政策決定の経過も文書化求める…有識者会議が中間報告

YOMIURI ONLINEの2008年6月21日付の記事です。 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080621-OYT1T00415.htm 「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」の中間報告原案の内容を明らかにしています。 それによれば、 保存の期間や形態の基準作りなどに…

岩手・宮城内陸地震による歴史資料の被災状況について

2008年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震による歴史資料の被災状況について、各地の史料ネットがサイト上で情報を発信しています。 宮城歴史資料保全ネットワーク http://www.miyagi-shiryounet.org/netnews053.html http://www.miyagi-shiryounet.org/ne…

JBMIA文書管理システムセミナー2008 文書管理が支える 内部統制と経営力強化 〜文書管理・記録管理の重要性を再認識する〜【7/25】

標記のセミナーが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、主催団体のビジネス機械・情報システム産業協会のサイトのWhat's New?をご覧ください。 http://www.jbmia.or.jp/ 主 催 社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA) …

第31回 ECOMセミナー 記録管理における長期署名【7/29】

次世代電子商取引推進協議会が、標記のセミナーを開催します。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、同会のサイトをご覧ください。 http://www.ecom.or.jp/seminar/seminar31.html 日 時 平成20年7月29日(火) 13:30 〜 16:40 場 所 機…

女性アーカイブセンター:国立女性教育会館に開設 日記やポスター2000点 /埼玉

毎日jpの2008年6月19日付の記事です。 http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080619ddlk11040116000c.html 女性アーカイブセンターの所蔵資料や展示などについて紹介しています。

講演と対談「インターネットアーカイブの制度化に向けて」【7/29】

国立国会図書館で、標記のイベントが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、同館のサイトをご参照ください。 http://www.ndl.go.jp/jp/service/event/ca_archive.html 日時 2008年7月29日(火) 14:00〜17:30 *開催日が変更になりました …

第1回「国際アーカイブズの日」記念日本大会アピール

今年から、6月9日が「国際アーカイブズの日」と定められたのにともない、2008年6月9日に「国際アーカイブズの日」記念講演会が開催されました。 その席上、標記のアピールが決定されました。 講演会の模様とアピールの全文が、国立公文書館のサイトに掲載さ…

アーカイブス構想 後世に説明責任果たせ

『秋田魁新報』のサイトの2008年6月14日付の社説です。 http://www.sakigake.jp/p/editorial/news.jsp?kc=20080614az 先日ご紹介した秋田県大仙市の「アーカイブス構想」について、「とりわけ大切なのは『公文書は次代へ語り掛ける歴史的な記録遺産』との認…

いつでもどこでもサッと引き出せる整理整頓メモ術!

フリーマガジンR25の2008年6月12日付の記事です。 同誌のサイトで全文が閲覧できます。 http://r25.jp/magazine/invitation/1162008061201.html 情報はすぐに頭から出す 自分だけでためこまない 時間を軸に管理する などの技術を取り上げています。 「しゅん…

ITを活用した内部管理業務の抜本的効率化に向けたアクションプラン

内閣官房が、2008年6月2日に公表しました。 http://www.cas.go.jp/jp/houdou/index.html 旅費、物品調達などの政府の内部管理業務の改革(BPR:Business Process Re-engineering)に向けたアクションプランとして、 決裁階層、文書管理規則等の関係規程を…

国有林資料の国立公文書館移管、研究に道

『日本経済新聞』2008年5月6日付朝刊28面のコラム「文化往来」の記事です。 先日報じられた、林野庁が全国各地で保管してきた国有林関係の資料を国立公文書館へ移管するという件について、詳しく紹介しています。 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/2008060…

公文書管理、お寒い現状

『日本経済新聞』2008年5月24日付夕刊12面のコラム「芸文余話」の記事です。 「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」で報告された、各省庁の文書管理の現況に関する調査結果を紹介しています。

内部統制制度開始、文書管理に照準、事務機メーカー商戦本番

『日経産業新聞』2008年4月2日付3面の記事です。 上場企業に内部統制を求める「日本版SOX法」の適用が4月1日に始まりましたが、記事によれば「事務機メーカーはむしろ制度適用後が商戦の本番とみて」いるそうです。

アーカイブズ学会、資格制度創設へ提言

『日本経済新聞』2008年4月26日付朝刊40面のコラム「文化往来」の記事です。 日本アーカイブズ学会2008年度大会でのシンポジウム「アーキビスト資格制度の構築にむけて」の内容を紹介しています。 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/20080309