Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

電子記録債権法の成立

電子記録債権法案が、6月20日に国会で可決され、6月27日に公布されました。 制定の目的は以下のとおりです。 事業者の資金調達の円滑化等を図るため,磁気ディスク等をもって電子債権記録機関が作成する記録原簿への電子記録を債権の発生,譲渡等の効力要件…

ECMポータル

日本画像情報マネジメント協会(JIIMA)は8月、エンタープライズ・コンテンツ・マネジメント(ECM)に関するポータルサイトを開設しました。 http://www.jiima.or.jp/ecm/index.html ECMに関する以下の内容についての詳しい解説や、関連製品の紹介などから構…

電子記録の管理に関する文献目録

米国アーキビスト協会のTechnology Best Practices Task Forceは、Managing Electronic Records and Assets: a Bibliographyを発表しました。 http://www.archivists.org/saagroups/bptf/index.asp 以下のテーマに関する標準類や文献などをリストアップして…

デジタル記録のエクスポートに関するADRI規格

Australasian Digital Recordkeeping Initiative (ADRI)は2007年7月、Digital Record Export standardのVersion 1.0(ADRI-2007-01-v1.0)を発表しました。 http://www.adri.gov.au/content.asp?cID=3 デジタル記録をアーカイブへ移管する際に付与すべきメタデ…

DCCの評価選別マニュアル

英国のDigital Curation Centre (DCC)が、2007年1月、DCC Digital Curation Manual Instalment on Appraisal and Selectionを公開しました。 伝統的な評価選別の理論を踏まえ、デジタルデータの評価選別の必要性とその進め方について解説しています。 DCCの…

アーカイブズ・チュートリアル

カナダのアルバータ州アーカイブズ協会(Archives Society of Alberta)は、アーカイブズの仕事やアーカイブズの探し方について一般の人々に知ってもらうためのサイトArchives Tutorialを開設しています。 動画と音声による文書館内のツアーや、データベース…

AIIMのブログ

エンタープライズ・コンテンツ管理(ECM)の国際団体であるAIIMが、複数のブログを運営しています。 現在8つのブログがあり、AIIMの会長・副会長などが、ECMの最新動向に関する記事を随時投稿しています。 ブログの一覧はAIIMのサイトにあります。 http://ww…

JBMIA文書管理システムセミナーKANSAI2007「内部統制を支える文書の電子化保存」【10/12】

社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会が、標記のセミナーを開催します。 詳しくは、同協会のサイトのWhat's New?をご確認下さい。 http://www.jbmia.or.jp/ 日 時: 2007 年10月12日(金)13:00〜16:30 当日の会場受付開始は12:20です…

シンポジウム「仏教関連資料のデジタル化の現状と将来」【10/5】

佛教大学で、標記のシンポジウムが開催されます。 詳しくは、同大学及びパネラーの一人である藤吉圭二氏のサイトをご参照ください。 http://www.bukkyo-u.ac.jp/bu/guide/symposium/2007/10_05/ http://homepage3.nifty.com/fjosh/events/2007/071005butsuda…

『月刊IM』2007年9月号

『月刊IM』第46巻第9号(2007年8月15日発行)の主な記事は以下のとおりです。 山本隆彦. 連載寄稿: 住のトレーサビリテイII 内部統制時代における建築産業とドキュメント: 第2回 建物ストックを支えるドキュメントの役割. …… p. 10-14. 中島康比古. 紹介: 電…

『月刊IM』2007年8月号

『月刊IM』第46巻第8号(2007年7月15日発行)の主な記事は以下のとおりです。 佐藤達士. ケース・スタディ: 「巨人軍5000勝の記憶」DVD-ROM制作について. …… p. 10-14. 中島康比古. 紹介: 電子公文書等の適切な移管・保存・利用に向けて(2): 電子公文書等の…

『月刊IM』2007年7月号

『月刊IM』第46巻第7号(2007年6月15日発行)の主な記事は以下のとおりです。 田崎裕幸. ケース・スタディ: 改正電子帳簿保存法の電子取引要件におけるECMと電子署名・タイムスタンプ活用事例. …… p. 10-11. 中島康比古. 紹介: 電子公文書等の適切な移管・保…

『レコード・マネジメント』No. 53

『レコード・マネジメント』No. 53(2007年4月発行)の主な内容は以下のとおりです。 特集:ライフサイクル論とcontinuum論のはざまで 研究ノート 今井敬子. 『日本占領下のマラヤ1941−1945』におけるアーカイブズの利用. …… p. 3-11. 特別寄稿 中島康比古. …

『アーカイブズ学研究』第6号

『アーカイブズ学研究』第6号(2007年3月)の主な内容は以下のとおりです。 小特集 第2回アジア太平洋アーカイブズ学教育国際会議−講演録− キャロライン・ウィリアムズ. 森本祥子訳. 現実を学ぶ−イギリスでの実践の場への理論の適用−. …… p. 2-26. ルチアナ…

シンポジウム「映画復元の現在−デジタル復元と真正性−」【10/1】

立命館大学で、標記のシンポジウムが開催されます。 詳しくは、同大学アート・リサーチセンターのサイトの「イベント情報」をご覧ください。 http://www.arc.ritsumei.ac.jp/ 日時 2007 年10 月1 日(月) 14:30-17:30 (開場14:00) 会場 立命館大学衣笠キャン…

シンポジウム「オウィディウス・挿絵・アーカイブ・・・デジタル時代の図像学を考える」【9/29】

日仏美術学会が、標記のシンポジウムを開催します。 詳しくは、同会のサイトの「講演会その他イベント」をご参照ください。 http://www.francojaponais504.jp/art_top.html 日時 : 2007年9月29日(土)13:30 〜19:00 会場 : 日仏会館1Fホール(東京都渋…

タイコヘルスケア ジャパン 文書管理の専任者置き、推進者の負担を軽減

ITProの連載コンテンツ「実践!内部統制」の9月3日付の記事です。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070824/280290/?ST=tousei ある米国企業の日本法人では、米SOX法に対応するため、文書管理の専任者である「ライブラリアン」を置くことにした…

証拠品管理にICタグ 警察庁、来年度2署で試行

SankeiWebの9月3日付の記事です。 http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070903/wdi070903001.htm 警察による捜査から裁判での論証にいたる流れは、記録の二次的利用の典型例でもありますが、 そのための新システムでは、証拠品を押収したその場で「デジタ…

バッハの楽譜守れ 地球温暖化で劣化

『東京新聞』のサイトの8月29日付の記事です。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007082902044703.html ドイツのバッハ資料財団が所蔵する楽譜に、劣化が進んでいるものがあるという話です。

NIRS-BfS 放射線影響アーカイブの研究利用に関する国際ワークショップと専門家会合

放射線医学総合研究所による『放医研ニュース』のNo. 129(2007年7/8月号)の記事です。 http://www.nirs.go.jp/report/nirs_news/200708/hik03p.htm 7月24日から26日まで、同研究所で「放射線影響アーカイブの研究利用に関する国際ワークショップ」が開催さ…

NASA、宇宙開発のオンライン映像資料アーカイブ構築へ

Japan.internet.comの8月25日付の記事です。 http://japan.internet.com/webtech/20070825/12.html Internet Archiveとの協力により、膨大な映像資料をデジタル化し収録するそうです。 「このプロジェクトに NASA の資金は用いない」というやり方がユニーク…

全史料協の第33回大会【11/20-22】

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)が、今年度の大会・研修会を茨城県で開催します。 参加申込締切は10月5日です。非会員でも参加できます。 詳しくは、同会のサイトをご覧下さい。 http://www.jsai.jp/taikai/ibaragi/index.html 第1日/11月…

東京大学史料編纂所の学術創生特任研究員公募

東京大学史料編纂所が、学術創生特任研究員を公募しています。 応募資格は以下のとおりです。 大学院博士後期課程(古代史専攻)単位取得以上の学歴を有する者。 平成20年4月1日現在で40歳未満の者。 日本古代を中心とした古典籍・古文書等の史料学的研究を…

DVDは百年もつか?

『日経パソコン』2006年9月25日号の記事です。 主な内容は以下のとおりです。 メディアの寿命はこうして推定する メディアはなぜ読めなくなるのか 寿命ゼロのメディアが存在するワケ 粗悪品判定実験の結果 デジタルコンテンツ協会(DCAj)による調査結果を手…

『カレントアウェアネス』No.292

『カレントアウェアネス』のNo.292(6月20日付)に、以下の記事が掲載されています。 尾立和則. CA1630 災害時における資料保全活動の一元化. …… p. 6-9. 阪神・淡路大震災以降、災害時に展開されてきた民間団体による資料保全活動が抱える課題を概説してい…

『カレントアウェアネス-E』No.110

『カレントアウェアネス-E』のNo.110(7月11日付)に、以下の記事が掲載されています。 E670 ロシア,エリツィン大統領図書館を建設へ http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/cae/item.php?itemid=687 「文書館等の歴史的資料をデジタル化したものが蔵書の重…

『カレントアウェアネス-E』No.107

『カレントアウェアネス-E』のNo.107(5月30日付)に、以下の記事が掲載されています。 E650 ナチスのホロコースト関係資料,秋にも公開へ http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/cae/item.php?itemid=667 International Tracing Service(ITS)が所有するナ…

『びぶろす』平成19年7月号

国立国会図書館が発行する連絡情報誌『びぶろす』平成19年7月号に、以下の記事が掲載されています。 高山正也. 電子環境下における国立公文書館 -デジタルアーカイブズへの対応を中心に-. 同館のサイトで本文を読むことができます。 http://www.ndl.go.jp/jp…

『世界』2007年8月号

岩波書店の月刊誌『世界』の2007年8月号に、以下の記事が掲載されています。 磯村元史. ずさんな年金記録管理問題: 安倍政権はまず、何をやらなければならないか. …… p. 92-100. 年金記録管理の何が問題なのかを解説するとともに、今回の問題を機に公文書管…

『正論』平成19年6月号

産經新聞社の月刊誌『正論』の平成19年6月号に、以下の記事が掲載されています。 牛田久美. 「主張する日本」に歴史資料の"掩護"はあるか. …… p. 304-311. 日中歴史共同研究との関連で、公文書の管理と公開の問題に言及しています。 この号の目次は、同誌の…