Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

別府大学アーカイブズ・センターの開設

別府大学に、「アーカイブズ・センター」が開設されました。 以下の事業を行っていくようです。 学内文書の保存と管理 地域アーカイブズの収集と保存 大学史編纂事業 詳しくは、同大学史学科のサイトをご覧ください。 http://www.beppu-u.ac.jp/shigaku/j-ne…

デジタル記録の長期保存のための方針・戦略・標準の開発に関する諸原則の枠組み

InterPARES 2 Projectは8月、A Framework of Principles for the Development of Policies, Strategies and Standards for the Long-term Preservation of Digital Recordsを発表しました。 http://www.interpares.org/ip2/display_file.cfm?doc=ip2(pub)pol…

視聴覚アーカイビング:その哲学と原則

映画保存協会は8月8日、Audiovisual Archiving: Philosophy and Principlesの日本語訳をサイト上で公開しました。 http://www.filmpres.org/archives/159 原著は、2004年にユネスコが発表したものです。

デジタル遺産の保存:原則と方針

オランダ・ユネスコ国内委員会とEuropean Commission on Preservation and Access (ECPA)は7月、Preserving the digital heritage: principles and policiesを発表しました。 オランダ・ユネスコ国内委員会とオランダ国立図書館が2005年に開催した国際会議で…

PREMISの導入についての調査結果

PREMIS maintenance activityは、6月4日、報告書Implementing the PREMIS data dictionary: a survey of approachesを発表しました。 先にご紹介したPREMIS data dictionaryの最終報告書について、それが実際にどのように導入されているかを調査したものです…

資料保存シンポジウム「プリザベーション・マネジメント −資料保存の新しい地平−」【10/4】

情報保存研究会と日本図書館協会が、共催で標記のシンポジウムを開催します。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、情報保存研究会のサイトをご覧ください。 http://www.e-jhk.com/ 日時:2007年10月4日(木) 10時〜17時10分 (受付 9:30分から) 会場…

全史料協関東部会の第244回定例研究会【9/15】

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)の関東部会が、9月の定例研究会を開催します。 詳しくは、同部会のサイトをご参照ください。 http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~shozawa/zkkennew.html 1.日 時 平成19年9月15日(土) 午後13時30分〜16時30分…

新県立図書館を考えるシンポジウム「デジタルアーカイブで結ぶ 知の構造」【9/10】

地域資料デジタル化研究会が、標記のシンポジウムを開催します。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、同会のサイトをご覧ください。 http://www.yamanashi-nponet.jp/~digiken/chinokouzou.html 日 時: 平成19 年9 月10 日(月)午後1 時30 分〜午後4…

神戸空襲:全体像、後世に 歴史研究者2人、資料1000点データベース化 /兵庫

MSN毎日インタラクティブの8月22日付の記事です。 http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070822ddlk28040082000c.html 寄託者である市民団体「神戸空襲を記録する会」が、「永久保存に耐えられる管理を求めていた」ようです。

山古志古文書調査の結果報告

『新潟日報』のサイトの8月20日付の記事です。 http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=1986 「予想していたよりも保存状態は良かった」そうです。

京都府立総合資料館再生へ あり方検討委骨子案

『京都新聞』のサイトの8月19日付の記事です。 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007081900017&genre=A2&area=K1D 公文書館機能の充実をめぐる議論の中で、 知事部局だけでなく、行政委員会や広域振興局にまで公文書の収集範囲を拡大 利用目的を…

被爆者手帳「遺品にしたい」 遺族の希望かなう 大阪府

asahi.comの8月3日付の記事です。 http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200708030050.html 行政の記録が、個人の記憶の拠り所になるということのよい事例だと思います。

「映像遺産」探せ、文化庁が貴重なフィルム発掘へ

YOMIURI ONLINEの8月11日付の記事です。 http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20070811it03.htm 「貴重なフィルムは文化財指定を検討する」そうです。

第18回保存フォーラム【9/28】

国立国会図書館が、標記のフォーラムを開催します。 参加申込締切は9月14日です。 詳しくは、同館のサイトをご参照ください。 http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/data_preserve11.html 日時 平成19年9月28日(金) 午後2時から5時まで 会場 国立国会図書館東…

公開研究会 歴史知識学の創成 科学史・文化史研究と歴史知識学【9/15】

東京大学史料編纂所が、標記の研究会を開催します。 詳しくは、同所のサイトの「ニュース&トピックス」をご参照ください。 http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/index-j.html 2007年9月15日(土) 13:00 〜 17:00 東京大学文学部215番教室( 法文1 号館2 F ) 13:00…

国際公文書館会議東アジア地域支部(EASTICA)第8回総会及びセミナー【10/21-26】

ICA(International Council on Archives)東アジア地域支部の総会が、東京で開催されます。 参加申込締切は9月14日です。 詳しくは、国立公文書館のサイトをご覧ください。 http://www.archives.go.jp/news/070724.html 会 期 : 2007 年10 月21 日(日)〜 2…

全史料協近畿部会の第91回例会【9/14】

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)の近畿部会が、例会を開催します。 詳しくは、全史料協のサイトをご参照ください。 http://www.jsai.jp/iinkai/kinki/index.html#20070808 1 日 時 平成19年9月14日(金) 午後1時30分から午後4時45分 2 場…

第1回文化遺産のデジタルドキュメンテーションと利活用に関するワークショップ【9/7】

動体計測研究会が、標記のワークショップを開催します。 詳しくは、同会のサイトをご覧ください。 http://www.chikatsu-lab.g.dendai.ac.jp/arida/index.html 主 催: 動体計測研究会(ARIDA) 協 力: 奈良文化財研究所 後 援: (社)日本写真測量学会、(…

講演会「米国国立公文書館における機密情報開示政策」【8/27】

標記の講演会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、共催団体の九州大学のサイトをご覧ください。 http://www.kyushu-u.ac.jp/event/index_read.php?kind=&S_Category=E&S_Page=Main&S_View=&word=&page=&B_Code=758 日 時 平成19年8…

学習院大学アーカイブズ学専攻の入学試験

先日、学習院大学大学院人文科学研究科「アーカイブズ学専攻」が、2008年度に開設される予定であることをお伝えしましたが、 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/20070717 同専攻の明年度の入試情報が発表されました。 http://www.gakushuin.ac.jp/univ/adm/…

セオドア・ルーズベルト博物館の建設計画進む

U.S. FrontLineの8月1日付の記事です。 http://www.usfl.com/Daily/News/07/08/0801_010.asp?id=54562 31代フーバー大統領以降の米国大統領経験者については、すでに大統領図書館が存在しますが、 26代大統領についても、同様の計画が進んでいるようです。

「移民の歴史」保存を=証言、写真などデジタル化=――立教大学ラ米研究所中心に=カ・グランデ、バストスで資料収集=日本の学生の教材にも

ブラジルの『ニッケイ新聞』のサイトの7月27日付の記事です。 http://www.nikkeyshimbun.com.br/070727-61colonia.html 立教大学ラテンアメリカ研究所等が、プロジェクト「ブラジルにおける日系移民資料の分析・保存とデジタルアーカイブ構築・移民百年の軌…

上場500社調査で分かった内部統制の実態 第1回 ツールの利用実態 本格導入は今年度から、有効性は概ね高く評価

ITProの7月27日付の記事です。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070724/278043/?ST=tousei 調査結果によれば、内部統制整備のための各種ツールのうち、 50.7%の企業が文書化支援ツールを新規に導入しており 57.1%の企業が文書管理ツールの導入…

市町村発行の年金記録、首長印で公文書に 確認が迅速に

asahi.comの7月21日付の記事です。 http://www.asahi.com/special/070529/TKY200707210225.html 国と市町村の間で、記録管理をめぐる協力関係が構築されつつあるようです。

HPとMIT、非営利団体DSpace Foundationを設立

CNET Japanの7月19日付の記事です。 http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20353033,00.htm 英国国立公文書館がこの7月、「ドキュメントの一部をMicrosoftのOpen XMLフォーマットに切り替える意向を示唆した」ことについても触れています。

石見銀山 : 世界遺産子どもデジタルアーカイブづくりへ

『山陰中央新報』のサイトの7月18日付の記事です。 http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=408260169 「地元の小学生たちが子どもの視点で銀山を取材し、来年三月にDVDとウェブサイトで作品を発表する」そうです。

新潟県中越沖地震で被災した歴史資料の救出について

新潟県教育庁文化行政課長と新潟県立文書館長は7月20日、市町村教育委員会文化財主管課長宛に「被災『文書等』の取扱いについて(お願い)」の文書を出しました。長岡市中央図書館文書資料室のサイトに掲載されています。 http://www.lib.city.nagaoka.niiga…

NDLデジタルアーカイブシステム メタデータスキーマガイドライン(案)

国立国会図書館は7月30日、標記のガイドライン案を発表しました。 http://www.ndl.go.jp/jp/standards/da/index.html NDLデジタルアーカイブシステムで用いられるメタデータの要素の定義や使用方法等を規定しています。 このスキーマに関する意見を、2007年…

メタデータ抽出ツールの公開

ニュージーランド国立図書館は7月18日、Metadata Extraction Tool (version 3.2)を公開しました。 http://www.natlib.govt.nz/about-us/news/all-news-items/metadata-extraction-tool-announced/?searchterm=metadata%20extraction%20tool これはオープンソ…

ICAアーカイブズ法制問題委員会の講演集

国際文書館評議会(ICA)が、ICA/CLM 1996-2004 - Committee on Archival Legal Matters (ICA Study 19)を同会のサイトで公開しました。 http://www.ica.org/en/node/38426 ICAのアーカイブズ法制問題委員会の活動成果を収録したもので、プライバシー、電子…