Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『RMSJ News Letter』No. 31

記録管理学会が発行する『RMSJ News Letter』のNo. 31(2005年7月)は、主に次のような内容です。 小川千代子. 2005年度記録管理学会研究大会開催! …… p. 1-2. 総会の報告 …… p. 2-3. 記録管理業務功労賞の表彰式 …… p. 3. 清水惠枝. 2005年度研究大会参加…

『DJIレポート』No. 63

国際資料研究所が発行する『DJIレポート』のNo. 63(2005年7月20日発行)の主な内容は下記のとおりです。 市町村合併時の公文書保存: 全史料協に続き国立公文書館も総務大臣に要請 …… p. 1. 柴田知彰. ねぎし三平堂 …… p. 2. 「インドネシアのアルシープはア…

『企業史料協議会ニューズレター』第115号

『企業史料協議会ニューズレター』第115号(2005年6月20日発行)の内容は下記のとおりです。 企業史料協議会・全国歴史資料保存利用機関連絡協議会「第12回合同研究会」開催 …… p. 1. 渡辺洋一. 「合同研究会」に参加して …… p. 1-3. 「第9回ビジネスアーキ…

国立大、施設管理ずさん 8割が工事履歴残さず

asahi.comの7月27日付の記事です。 <http://www.asahi.com/life/update/0727/005.html> 「国立大学の8割は過去にどんな施設工事をしたかすら記録していない」という調査結果が出たそうです。

アーカイブズ関連のブログ

2005年に入ってから開設されたアーカイブズ関連のブログを、失礼ながらまとめてご紹介します。 「RiOwl Blog: Preserving my Digital Heritage」 <http://www.ne.jp/asahi/rio/archive/blog/index.html> Ryo SHIOZAKI氏による、デジタル情報の保存について…

大山鳴動ネズミ一匹?──国のウェブ保存政策

artscapeというサイトの連載コラム「ミュージアムIT情報」の2005年7月付の記事です。 <http://www.dnp.co.jp/artscape/artreport/it/u_0507.html> 国立国会図書館の「インターネット情報の収集・利用に関する制度化の考え方」が、対象を公的機関のサイトに…

管理大変 デジタル資料

YOMIUMI ONLINEの7月19日付のコラム記事です。 <http://www.yomiuri.co.jp/net/column/kougengaku/20050719nt05.htm> 国立国会図書館がまとめた「電子情報の長期的保存とアクセス手段の確保のための調査報告書」の内容を紹介しています。 <http://www.ndl…

『アーキビストのための電子記録ワークブック』最終版

国際文書館評議会(ICA)が、下記の出版物を刊行しました。 International Council on Archives Committee on Current Records in an Electronic Environment. Electronic records: a workbook for archivists. Paris, International Council on Archives, 2…

アスベスト実態資料、保存は8道府県 88年全国調査

asahi.comの7月17日付の記事です。 <http://www.asahi.com/life/update/0717/008.html> 建物1棟ずつの調査表を残しておくべきかどうかは微妙ですが、20年近く前の文書も利用されることがあるという好例でしょう。

東京大学史料編纂所図書室の事務補佐員募集

東京大学史料編纂所図書室が、事務補佐員(短時間勤務有期雇用職員)を1名募集しています。 業務内容は史料整理業務補助等で、雇用期間は平成17年9月1日(予定)から平成18年3月31日(毎年度契約更新の可能性あり。最長平成22年3月まで)です。 応募締切は8…

「平成の大合併」余波、貴重な地方公文書が散逸の危機

YOMIURI ONLINEの7月16日付の記事です。 <http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050716i105.htm> 7月1日にご紹介した、国立公文書館による調査の結果について報じています。 <http://d.hatena.ne.jp/searchivist/20050701>

『国立国会図書館月報』No. 530

『国立国会図書館月報』No. 530(2005年5月20日発行)の中に、下記の記事があります。 以下のページから目次と本文を読むことができます。 <http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/back.html> 第13回納本制度審議会の開催について …… p. 8-9. インタ…

公文書3万件のCD寄贈 国連図書館に日本政府

Sankei Webの7月14日付の記事です。 <http://www.sankei.co.jp/news/050714/sei076.htm> 「寄贈式で北岡伸一(きたおか・しんいち)国連次席大使は『公文書の公開が遅い外務省が、このような寄贈ができるのは奇跡のようだ』と冗談を交えてあいさつ」したそ…

記録管理のJIS規格制定

記録管理の日本工業規格として「情報及びドキュメンテーション―記録管理―第1部:総説」が7月20日付で制定されました。規格番号は「JIS X 0902-1:2005」です。 国際規格である「ISO 15489-1:2001」と対応して制定されたものです。 広く知られるISO 14001やIS…

「電子県庁」 “赤字”44億円 4年間を県が検証

『熊本日日新聞』サイトの6月30日付の記事です。 <http://kumanichi.com/news/local/main/200506/20050630000035.htm> 熊本県では、電子県庁構想を進めた結果、文書管理に関して3万時間分の時間短縮、金額にして1億円分の効果があったそうです。電子メール…

現図書館 転用せず廃止へ 遊休地処分に関心も

『十勝毎日新聞』サイトの7月9日付の記事です。 <http://www.tokachi.co.jp/kachi/0507/07_09.htm> 帯広市の図書館が移転した後に「古文書館」をつくる構想が浮かんだようですが、今のところ実現は難しいようです。

顧客情報紛失・誤廃棄67万件

『中国新聞』サイトの7月8日付の記事です。 <http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200507080025.html> 銀行の顧客情報の紛失・誤廃棄対策として記録メディアを変えるのもいいのですが、文書・情報管理に対する意識をどう変えるかが更に重要ではないでしょ…

第109回記録管理学会例会「記録の価値をどう創造するか――マーケティング・広告の歴史から」【8/3】

記録管理学会が、アド・ミュージアム東京で例会を開催します。 先着40名で、申込締切は7月29日です。詳しくは以下をご参照ください。 <http://wwwsoc.nii.ac.jp/rmsj/katsudo/event/gathering/109gathering.html> 第1部 15:00〜18:30「記録の価値をどう創…

歴史文書 保全へ官民の連携を 「史料ネット」がシンポ

『神戸新聞』サイトの7月25日付の記事です。 <http://www.kobe-np.co.jp/rensai/cul/262.html> 「歴史資料ネットワーク」が開いたシンポジウム「風水害から歴史資料を守る」の模様が報じられています。

五か条の御誓文の草稿落札 福井県、2389万円で

Sankei Webの7月12日付の記事です。 <http://www.sankei.co.jp/news/050712/bun036.htm> その他、以下をはじめとする各紙で報じられています。 「五か条の御誓文」草稿、福井県が約2389万円で落札(NIKKEI NET 7月12日付) <http://www.nikkei.co.jp/news…

県、隠岐の住民に呼びかけへ 「地図や古文書提供を」

asahi.comの島根版の7月15日付の記事です。 <http://mytown.asahi.com/shimane/news02.asp?c=5&kiji=1614> 島根県が、竹島に関する古文書や地図などの史料提供を呼びかけているそうです。 きわめて特殊な事例ではありますが、地域史料の収集が国益と密接に…

『The American Archivist』Vol. 68, No. 1

米国アーキビスト協会の機関誌The American Archivistの2005年春夏号(Vol. 68, No. 1)の主な内容は下記のとおりです。 <http://www.archivists.org/periodicals/aa_v68/index.asp#68-1> 個人的には、ブログについての論文が興味深いです。 FROM THE EDIT…

『月刊IM』2005年7月号

『月刊IM』Vol. 44, No.7(2005年7月号)の主な内容は下記のとおりです。 ケース・スタディ: 1. 中国の通信銀行における書類の電子ファイリングシステム: 2. 台湾国立健康保険局: 3. 米国シャーロット・メクレンバーグ警察局 …… p. 10-12. 松浦文雄; 古谷明…

えずけん(デジタル「絵図」研究会)第3回例会【7/23】

高野山大学が、所蔵する絵図等のデジタルアーカイブを公開しています。 <http://da.koyasan-u.ac.jp/> その構築に関連する研究会「えずけん」(デジタル「絵図」研究会)も開催されているそうです。第3回は下記のとおり開催されます。詳しくは <http://ww…

国立国会図書館のデジタルアーカイブポータル

国立国会図書館が、「我が国のデジタル情報にアクセスする総合的なポータルサイト」として「NDLデジタルアーカイブポータル」の構築を計画しています。試験的に作成されたプロトタイプシステムが7月8日から公開されています。 <http://www.dap.ndl.go.jp/ho…

公文書等の管理・移管・保存施策に関する研究会

2004年6月に内閣官房長官の下に置かれた「公文書等の適切な管理、保存及び利用に関する懇談会」の報告を受け、内閣府が 公文書等の中間段階における集中管理の仕組みに関する研究会 電子媒体による公文書等の管理・移管・保存のあり方に関する研究会 を開催…

書き換え容易なネット記事

YOMIURI ONLINEの6月7日付のコラムです。 <http://www.yomiuri.co.jp/net/column/kougengaku/20050607nt01.htm> インターネットアーカイブが紹介されています。 <http://www.archive.org/> ネット上の情報は書き換えが容易であると同時に、第三者による…

「事件管理プロジェクトは前進中」――FBIのCIOが語る

ITmediaエンタープライズの6月9日付のニュースです。 <http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0506/09/news076.html> <http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0506/09/news076_2.html> 日本の警察の文書管理はどうなっているのか、ふと…

戦後60年:身近な“戦争の形見”提供を 愛媛大での資料展で展示−−来月 /愛媛

MSN毎日インタラクティブ愛媛版の6月27日付の記事です。 <http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ehime/news/20050627ddlk38040166000c.html> 「芸予地震被災資料救出ネットワーク愛媛」による、戦争資料についての情報収集活動です。

シュレッダーはセキュアな書類破棄方法か?

ITmediaエンタープライズの6月22日付のコラムです。 <http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0506/22/news104.html> 文書管理にとってシュレッダーは欠かせない機材ですが、いざという時に裁断した書類を復元するための技術も進歩しているのですね…