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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『地方史研究』第314号

地方史研究協議会が発行する『地方史研究』の第314号(2005年4月号)が、小特集「民間所在史料のゆくえ」を組んでいます。掲載記事は以下のとおりです。 白井哲哉. 民間史料から文書館・公文書館をとらえ直す: 問題提起として …… p. 5-12. 渡辺英夫. 公文書…

少数民族地区の教育事業が発展 民族学校は13校

中国の『人民網日本語版』サイトの2005年4月14日付の記事です。 <http://www.people.ne.jp/2005/04/14/jp20050414_49264.html> 中国では、少数民族の古文書の整理研究機関が設立されつつあり、古文書の収集・出版を行っているそうです。

第4回JHKオープンセミナー【6/3】

情報保存研究会が、第4回オープンセミナーを開催します。詳しくは <http://www.e-jhk.com/> から、「第4回オープンセミナー開催案内」をご覧ください。 第4回JHKオープンセミナー開催案内 「 デジタルアーキビストの養成 」 −教育現場からの報告− 岐阜…

『DJIレポート』No. 62

国際資料研究所が発行する『DJIレポート』No. 62(2005年4月20日発行)の主な内容は下記のとおりです。 岡山県立記録資料館発足 …… p. 1. 年間購読料払い込みのお願い …… p. 1. 地域資料保存シンポジウム第2回: 郷土史や災害などの資料活用考える 桃山学院高…

記録管理学会2005年度研究大会【5/13-14】

記録管理学会が、2005年度の研究大会を開催します。詳細は下記のとおりです。 大会テーマ:記録管理と説明責任 −情報公開制度の適正運用と文書管理法の実現にむけて− 会 場:京都大学100周年時計台記念館国際交流ホール JR/近鉄京都駅から市バス京都駅前206…

『アーキビストのための電子記録ワークブック』

国際文書館評議会(ICA)が、下記の出版物を刊行しました。 International Council on Archives Committee on Current Records in an Electronic Environment. Electronic records: a workbook for archivists. Paris, International Council on Archives, 2…

全史料協近畿部会10周年記念セミナーの記録

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)近畿部会10周年記念セミナー「市町村合併による行政文書のゆくえ」(平成15年1月23日開催)の模様の記録が、同部会のサイトに掲載されています。 <http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsai2/sosiki/kinki/index.html…

<アトリエ>「バーバリー・プローサム」クリストファー・ベイリーさん

YOMIURI ONLINEの中の「大手小町」というコンテンツの記事です。 <http://www.yomiuri.co.jp/komachi/fashion/fa540100.htm> バーバリーのクリエイティブ・ディレクターが1人静かに過ごしたい時には、同社のアーカイブスへ行くと語っています。 「歴史がヒ…

合併予定の市町村 行政文書を保存 「昭和の合併で散逸」教訓に

『紀伊民報』サイトの4月12日付の記事です。 <http://www.agara.co.jp/DAILY/20050412/20050412_001.html> 和歌山県の田辺市や旧古座町の事例が紹介されていますが、文化財審議委員やボランティアが行政文書の評価選別や整理作業を担っているところがユニ…

金大中氏と朴正煕氏、記念事業でも政府の支援が違う

『東亜日報』日本語版サイトの4月12日付の記事です。 <http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=040000&biid=2005041398848> 金大中図書館ができる一方で、朴正煕記念館の建設は風前の灯のようです。

『アーカイブズ学研究』第2号

日本アーカイブズ学会の機関誌『アーカイブズ学研究』の第2号(2005年3月31日発行)の主な内容は下記のとおりです。 小特集 海外のアーカイブズ学の動向 森本祥子. 小特集にあたって …… p. 2-3. テオ・トマセン著. 石原一則訳. アーカイブズ学入門 …… p. 4-1…

『全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会報』第71号

『全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会報』第71号(2005年3月31日発行)の内容は下記のとおりです。 小川千代子. 第15回ICA大会におけるICA/SPA専門家団体部会参加報告(その2) …… p. 1-10. 委員会レター …… p. 11-19. 会員異動 …… p. 20.

インターネット情報の収集・利用に関する制度化の考え方

国立国会図書館が、「インターネット情報の収集・利用に関する制度化の考え方」を取りまとめました。 <http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/internet.html> からアクセスできます。 この考え方に関する意見を募集しているそうです。締切は4月27日です。

『アーカイブズ・ニューズレター』No. 2

国文学研究資料館アーカイブズ研究系が発行する『アーカイブズ・ニューズレター』のNo. 2(2005年3月31日発行)の内容は下記のとおりです。 永田英明. メッセージ: 「大学アーカイブズ」をめぐる視点 …… p. 2-4. 檜山幸夫. アーカイブズノート: 日韓近現代歴…

【金正日研究】映画マニア金総書記の「映画文献庫」

『朝鮮日報』日本語版サイトの4月7日付の記事です。 <http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/04/07/20050407000031.html> 3万本のフィルムを所蔵するという「映画文献庫」の職員、分類、目録、収集法などが記されています。

『公文書ルネッサンス』

いまさらですが、2月10日付で下記の政府刊行物が発行されています。 内閣府大臣官房企画調整課監修. 高山正也編. 公文書ルネッサンス: 新たな公文書館像を求めて. 東京, 独立行政法人国立印刷局, 2005, 318p. (ISBN 4-17-198000-3) 「公文書等の適切な管理、…

合併による公文書紛失・廃棄を防止 県立文書館がガイドライン

『徳島新聞』サイトの4月6日付の記事です。 <http://www.topics.or.jp/Lnews/lnews.php?id=LN2005040601000010&gid=G50> 徳島県立文書館 <http://www.archiv.comet.go.jp/> の『文書館だより』に掲載されたガイドラインが紹介されています。

『国立国会図書館月報』No. 528

『国立国会図書館月報』のNo. 528(2005年3月20日発行)の中に、下記の記事があります。 那須雅熙. ネパール国立図書館職員のための研修事業 小さな仏像に寄せる願い …… p. 10-12. プラディープ・バッタライ. 日本での50日 …… p. 13-15. 山田伸枝. ネパール…

「電子メール保持の目的,IT効率の向上が法令準拠を上回る」,英米の調査

<http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20050405/158470/> 企業での電子メールのアーカイビングの目的に関する調査結果です。

@IT読者調査結果:システム管理者編(2)〜システム管理者のILM興味度は?〜

@ITというサイトの3月30日付の連載記事です。 <http://www.atmarkit.co.jp/news/survey/2005/06winsys/winsys.html> 情報ライフサイクル管理に関する意識調査の結果です。 例えば、データ管理の課題として「電子帳簿法や個人情報保護法に対応したデータ管…

盧大統領「革新においては大統領も係長も同じ」

『朝鮮日報』日本語版サイトの4月3日付の記事です。 <http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/04/03/20050403000042.html> 韓国の大統領府で電子決済システムが活用されている模様が報じられています。

『行政&ADP』2005年4月号

『行政&ADP』のVol. 41, No. 4(2005年4月号)に、次の記事が掲載されています。 内閣官房情報通信技術(IT)担当室. e-文書法の制定について …… p. 30-36. 山田佑. 「e-文書法」施行に伴う、税務書類の電子保存の範囲拡大について …… p. 37-42. 小谷允志. 文…

スマトラ沖大地震:インド洋大津波 吉備国際大の元留学生が祖国を支援 /岡山

MSN毎日インタラクティブの3月29日付の記事です。 <http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/okayama/news/20050329ddlk33040693000c.html> 吉備国際大学文化財修復国際協力学科を卒業し、東京修復保存センターに就職したインドネシア留学生の話です。 イン…

『情報の科学と技術』55巻4号

情報科学技術協会が発行する『情報の科学と技術』55巻4号に、以下の記事が掲載されています。 高山正也. 情報サービス分野における情報プロフェッショナルの専門性と自己開発情報の科学と技術. Vol. 55, No. 4, 2005, p. 178-182. 情報プロフェッショナルの…

看護協会:記録改ざん防止へ指針 修正液は「使いません」

MSN毎日インタラクティブの3月1日付の記事です。 <http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukou/frameset.htm> 看護記録のみならず、あらゆる記録に関していえる点でしょう。 紹介されている指針は、 <http://www.nurse.or.jp/senmon/index.html#2>から…

『学術の動向』2005年1月号

(財)日本学術協力財団が発行する月刊誌『学術の動向』(2005年1月号)に、以下の記事が掲載されています。 松尾正人. 今日のアーカイブズ学と明日への期待. 学術の動向. Vol. 10, No. 6, 2005, p. 70-72. 日本アーカイブズ学会の発足を紹介し、アーカイブ…

新潟中越地震:思わぬ副産物 歴史資料発見相次ぐ 自治体へ次々寄贈・預託 /新潟

MSN毎日インタラクティブの3月29日付の記事です。 <http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20050329ddlk15040306000c.html> 史料の廃棄防止を呼びかける内容の記事とは趣が異なりますね。 たしかに、救出した後の収蔵スペースや作業コストを…

歴史資料の廃棄 どう防ぐ? 事前の調査、目録作成重要

『読売新聞』の3月8日付夕刊2版の記事です(4面)。 新潟県中越地震で被災した土蔵に保管されていた古文書などの救出をめぐる動きを取り上げています。 埋蔵文化財は発掘調査が義務づけられているのと対照的に、「古文書などがほとんど野放しの状態」である…

『現代の図書館』Vol. 42, No. 4

日本図書館協会が発行する季刊誌『現代の図書館』の2004年12月号に、次の記事が掲載されています。 高山正也. わが国公文書館制度の課題と内閣府の対応. 現代の図書館. Vol. 42, No. 4, 2004, p. 248-255. 公文書の定義や範囲、保存の意味を論じつつ、公文書…

電子記録への対応状況を評価するためのツール

英国国立公文書館のサイトで、E-Records Readiness Toolが公開されています。 これは電子記録への対応に関する法的枠組み、情報通信インフラ、記録・情報管理のインフラについての12項目からなるチェックリストのようなもので、各項目をチェックしていけば、…