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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

救国のアーカイブ: 公文書管理が日本を救う

  • 倉山満. 救国のアーカイブ: 公文書管理が日本を救う. ワニブックス, 2021, 254p.

救国のアーカイブ 公文書管理が日本を救う
主な内容は以下の通りです。

はじめに アーカイブとは何か?
第1章 歴史に見る、文書管理とは何か?
第2章 令和の文書管理、今の日本の課題
第3章 実践文書管理
第4章 日本史における公と私
第5章 歴史問題を解決する

出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.wani.co.jp/event.php?id=7005

帝国軍人: 公文書、私文書、オーラルヒストリーからみる

  • 戸高一成; 大木毅. 帝国軍人: 公文書、私文書、オーラルヒストリーからみる. KADOKAWA, 2020, 296p, (角川新書).

帝国軍人 公文書、私文書、オーラルヒストリーからみる (角川新書)
主な内容は以下の通りです。

まえがき 
序 章 帝国軍人との出会い 
第一章 作戦系と情報系――陸軍編1
第二章 陸軍はヤマタノオロチ――陸軍編2
第三章 連合艦隊と軍令部――海軍編1
第四章 海軍は双頭の蛇――海軍編2.
第五章 日本軍の文書改竄――史料篇1
終章 公文書、私文書、オーラルヒストリー ――史料編2
あとがき
ブックガイド

出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321906000880/

情報文化

  • 松永昌三; 田村貞雄; 栗田尚弥; 浦井祥子編. 情報文化. 朝倉書店, 2020, 488p, (郷土史大系).

情報文化 (郷土史大系-地域の視点からみるテーマ別日本史-)
主な内容は以下の通りです。

I 道
 総論:人の交流、物資の流通、情報の伝播
 1. 陸路 
 2. 海路・水路 
 3. 空路
II 言葉と記録
 総論:言葉と記録
 1. 言葉
 2. 記録
 3. 地名
 4. 人名・戸籍
III 情報とメディア
 総論:情報とメディア
 1. 読む情報:新聞・雑誌・出版(書籍)
 2. 聞く情報、見る情報:肉声・ラジオ・テレビ・映像など
 3. 通信:情報伝達の社会史
 4. 情報工作:操作・収集・宣伝工作・防諜など
 5. 情報の保存・提供
IV 時刻と暦
 1. 時刻
 2. 暦

出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.asakura.co.jp/detail.php?book_code=53577

エゴ・ドキュメントの歴史学

  • 長谷川貴彦編. エゴ・ドキュメントの歴史学. 岩波書店, 2020, 284p.

エゴ・ドキュメントの歴史学
主な内容は以下の通りです。

序 章 エゴ・ドキュメント研究の射程 長谷川貴彦
第1章 浮動するエゴ、もう一つのエゴ、創られるエゴ――魔女ベレッツァ・オルシーニの審問記録と手記(一五二八年)より 大黒俊二
第2章 エゴ・ドキュメントの「厚い」読解――ラテンアメリカ史研究の経験から 安村直己
第3章 日本近世における自己語りの諸相――「我」と天道の間で 若尾政希
第4章 オーラルとエクリの間あわいからの創造――啓蒙期ロレーヌの作家グラフィニ夫人の場合 長谷川まゆ帆
第5章 法律家の手紙―― 一九世紀初頭のイングランドにおける日常的な法の利用  キャロライン・スティードマン/梅垣千尋、長谷川貴彦 訳
第6章 遊女の「日記」を読む――嘉永二年梅本屋佐吉抱え遊女付け火一件をめぐって 横山百合子
第7章 感情と情報リテラシーが交差するところ――噂、ニュース、エゴ・ドキュメント 小野寺拓也
第8章 エゴ・ドキュメントをめぐる後期ソ連の歴史実践 松井康浩
編者あとがき

出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.iwanami.co.jp/book/b498686.html

歴史情報学の教科書: 歴史のデータが世界をひらく

  • 後藤真; 橋本雄太編. 歴史情報学の教科書: 歴史のデータが世界をひらく. 文学通信, 2019, 208p.

歴史情報学の教科書: 歴史のデータが世界をひらく
主な内容は以下の通りです。

ご挨拶 新たな学の創成に向けて(久留島 浩)
はじめに(後藤 真)
chapter1 人文情報学と歴史学 後藤 真
chapter2 歴史データをつなぐこと―目録データ― 山田太造
chapter3 歴史データをつなぐこと―画像データ― 中村 覚
column.1 画像データの分析から歴史を探る―「武鑑全集」における「差読」の可能性― 北本朝展
chapter4 歴史データをひらくこと―オープンデータ― 橋本雄太
chapter5 歴史データをひらくこと―クラウドの可能性― 橋本雄太
chapter6 歴史データはどのように使うのか―災害時の歴史文化資料と情報― 天野真志
column.2 歴史データにおける時空間情報の活用 関野 樹
chapter7 歴史データはどのように使うのか―博物館展示とデジタルデータ― 鈴木卓治
chapter8 歴史データのさまざまな応用―Text Encoding Initiative の現在― 永崎研宣
chapter9 デジタルアーカイブの現在とデータ持続性 後藤 真
column.3 さわれる文化財レプリカとお身代わり仏像―3Dデータで歴史と信仰の継承を支える― 大河内智之
chapter10 歴史情報学の未来 後藤 真
おわりに

出版社による紹介が以下のページにあります。
https://bungaku-report.com/blog/2019/03/post-445.html

図説 世界を変えた100の文書(ドキュメント): 易経からウィキリークスまで

  • スコット・クリスチャンソン. 松田和也訳. 図説 世界を変えた100の文書(ドキュメント): 易経からウィキリークスまで. 創元社, 2018, 224p.

図説 世界を変えた100の文書(ドキュメント):易経からウィキリークスまで
出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=3850

アジア歴史資料センター開設20周年記念シンポジウム「デジタル・アーカイブの進化と歴史教育・歴史研究」【11/2】

標記のシンポジウムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、アジア歴史資料センターのサイトをご参照ください。
https://www.jacar.go.jp/news/news04_others.html

日 時: 2021年11月2日(火)13時30分~15時30分(日本時間)
(開始15分前の13時15分から入室可能)
論 題: デジタル・アーカイブの進化と歴史教育・歴史研究
言 語: 日本語
参加費: 無料
プログラム
(1)開会の挨拶 鎌田 薫(国立公文書館館長)
(2)基調発言波多野 澄雄(アジア歴史資料センター長)
(3)パネルディスカッション
・司会 早川 修(アジア歴史資料センター次長)
・パネリスト
 上田 薫(スタンフォード大学フーバー研究所キュレーター)
 赤木 完爾(慶應義塾大学名誉教授)
 後藤 真(国立歴史民俗博物館准教授)
・コメンテーター
 内外の有識者を予定しています。
(4)質疑応答(参加者からのご質問はZoomのQ&A機能で受け付けます。)

全史料協関東部会第310回定例研究会「コロナ禍における公文書館の取り組み」【10/14】

標記の研究会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会のサイトをご参照ください。
http://www.jsai-kanto.jp/teireikai2020.html

日時 令和3年10月14日(木)
 13時30分から16時00分まで(受付開始13時20分)
方法 Zoomミーティングを利用したオンライン開催
日程
13時20分 受付開始
13時30分 開会、趣旨説明
13時40分 基調報告
 報告者:群馬県立文書館公文書係指導主事 渡邊智之氏
14時20分 グループディスカッションの説明
14時30分 グループディスカッション
15時20分 休憩
15時30分 各グループよりディスカッション内容説明
16時00分 閉会

宮内庁書陵部の研究職員公募

宮内庁書陵部図書課図書寮文庫図書調査室が、研究職員1名を公募しています。
採用後の職務は以下の通りです。

1.古典籍・古文書などの未整理図書について,書誌情報の調査,解明に関する業務
2.所蔵資料目録データベースの整備等に関する業務
3.図書の翻刻・出版に関する業務
4.展覧会の企画・実施に関する業務
5.図書の恒久保存のための諸業務
6.当庁業務に習熟するための若干年の他部署での業務

応募資格は以下の通りです。

1.日本史学等の専門教育課程を経て大学院修士課程(博士課程前期)を修了した者(採用時点で修了している見込みのある者を含む),あるいはそれと同等以上の学力を有した上で,主として前近代の古典籍・古文書を独力で読解・内容把握して書誌情報を解明する能力を備えていること。
2.心身共に健全で,永年勤続可能な者
3.簡単なパソコンの操作(Excel,Word,一太郎等)ができること
4.文化財の保存・修復に関する知識・技能を備えていることが望ましい
5.実務経験があることが望ましい

書類受付期間は令和3年11月2日までです。
詳しくは、同庁のサイトをご参照ください。
https://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/saiyo/sho-r0301001.html

2021年度アート・ドキュメンテーション学会第14回秋季研究集会【10/23】

標記の研究集会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、アート・ドキュメンテーション学会のサイトをご参照ください。
http://www.jads.org/news/2021/20211023.html

日時:2021年10月23日(土) 13:30~17:30
 オンライン開催
参加費・資料代:無料
プログラム
 内容・プログラムは予定です。
13:30~13:40 開会挨拶
 本間 友 アート・ドキュメンテーション学会幹事長
13:40~14:10 野上賞授賞式
 学会賞:國盛 麻衣佳 氏
 推進賞:saveMLAK
14:10~14:20 休憩
秋季研究集会
研究発表
14:20~14:50 小林仁(大阪市立東洋陶磁美術館)
「大阪市立東洋陶磁美術館収蔵品画像オープンデータサイト」の公開 ―デジタル画像のオープンデータ化の意義と今後の展望
14:50~15:20
 永崎研宣(一般財団法人人文情報学研究所)、津田徹英(青山学院大学)、下田正弘(東京大学)
「画像アノテーションを活用した図像データベースの構築」
15:20~15:30 休憩
萌芽研究発表
15:30~15:50 大坪逸貴(サイフォン合同会社)
「ミュージアムのオンライン活動を考える ―ギャラリートークの配信」
15:50~16:10
 武澤里映(大阪大学文学研究科)、五十里翔吾(大阪大学基礎工学研究科)、伊藤謙(大阪大学総合学術博物館)
「バーチャル展覧会作成ソフトウェアVirtualionの特徴と可能性 ―2020年度の実践事例を通じて」
16:10~16:30 田村賢哉(東京大学大学院学際情報学府)
「最新Web技術による汎用WebGISの開発とオープンソース」
16:30~16:50 平野理紗子(立命館大学大学院文学研究科)
「ステンドグラス・アーカイブの構築と課題」
16:50~17:10 朝倉芽生(高知県立美術館)
「高知県立美術館 石元泰博フォトセンターの実践と展望・課題 ―写真プリントの管理について」
17:10~17:30 石本華江(慶應義塾大学アート・センター)
「ダンスを記述する ―土方巽アーカイヴの事例を元に」
17:30~17:40 閉会挨拶
 赤間 亮 アート・ドキュメンテーション学会会長

緊急フォーラム「マグネティック・テープ・アラート: 膨大な磁気テープの映画遺産を失う前にできること」【10/16】

標記のフォーラムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、国立映画アーカイブのサイトをご参照ください。
https://www.nfaj.go.jp/exhibition/unesco2021/

日時:2021年10月16日(土)2:00 pm開始(1:30 pm開場) 4:25 pm終了予定
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU
料金:無料
定員:155名(事前申込制、自由席)
 新型コロナウイルス感染症への対応のため、定員に変更が生じる場合があります。ご了承下さい。
主催:国立映画アーカイブ
協力:日本映画監督協会
プログラム
2:00~ 開会挨拶
2:05~ ビデオレクチャー 「Deadline 2025について」日本語字幕付き
 講師 ミヒャエル・レーベンシュタインMichael Loebenstein (オーストリア映画博物館長、FIAF事務総長、オーストラリア国立フィルム&サウンドアーカイブ前CEO)
2:20~ トークイベント「磁気テープ映画原版の保管状況と課題」
 登壇者 押田興将(オフィス・シロウズ代表取締役)
 奥野邦利(日本大学芸術学部映画学科教授)
 松本圭二(福岡市総合図書館文学・映像課 映像管理員)
 司会 冨田美香(国立映画アーカイブ主任研究員)
3:10~休憩
3:20~「わが映画人生 ダイジェスト・特別編」(10分)DVD上映
 挨拶 崔洋一(日本映画監督協会理事長) 
3:35~トークイベント「磁気テープ映画のデジタルファイル化と保存について」
 登壇者 鈴木伸和(株式会社東京光音、視聴覚アーキビスト)
 藤原理子(株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス メディア営業部 フィルム・アーカイブ営業グループ)
 緒方靖弘(寺田倉庫株式会社アーカイブ事業グループ)
 司会 三浦 和己(国立映画アーカイブ研究員)
4:25終了

全史料協第47回全国(高知)大会及び研修会【11/18-19】

標記の大会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会のサイトをご参照ください。
http://jsai.jp/taikai/47/index.html

期日 令和3年11月18日(木)・19日(金)
会場 高知県立公文書館(オンライン開催)
 〒780-0850 高知市丸ノ内1丁目1番10号 TEL:088-856-5024
主催 全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)
共催 高知県・高知県教育委員会・こうちミュージアムネットワーク(特別協力)
大会日程
第1日/11月18日(木)
開会行事 (10:00~10:20)
高知県の紹介 (10:20~10:40)
「ようこそ高知家へ ~高知県は、ひとつの大家族やき。~」
 三宮 久美氏(大会・研修委員会 高知県立公文書館)
<休憩 5分間>
研修会A (10:45~12:00 )
「学校資料の救済と調査保存活動を支援する」
 目良 裕昭氏(高知県の学校資料を考える会)
 コメンテーター 嶋田 典人氏(香川県立文書館)
各館紹介 (13:00~13:45 )
 1高知県立公文書館
 2高知県立高知城歴史博物館
 3高知市立自由民権記念館
<休憩 5分間>
研修会B (13:50~15:05 )
「土佐和紙と文化財修理用和紙について」
 有吉 正明氏(高知県立紙産業技術センター)
<休憩 5分間>
研修会C (15:10~16:25 )
「高知県における住民主体の資料保存活動-家庭の戦争資料を歴史資料に-」
 楠瀬 慶太氏(高知地域資料保存ネットワーク)
オンライン交流会 (17:30~19:00)
第2日/11月19日(金)
高知県の紹介 (9:30~9:50) 再配信
大会テーマ研究会( 10:05~15:40 )
「高知県における公文書管理と公文書館の役割 ~県内市町村の実態を含めて~」
 森下 信夫氏(高知県立公文書館)
<休憩 10分間>
「大名家資料館から県立博物館へ‐使命と活動の広がり‐」
 渡部 淳氏(高知県立高知城歴史博物館)
休憩 (11:55~13:00)
「ネットワークで守る地域史料 ~こうちミュージアムネットワークの活動~」
 筒井 秀一氏(こうちミュージアムネットワーク・高知市立自由民権記念館)
<休憩 40分間>
総合討論(14:30~15:40)
 司会 長谷川 伸氏(大会・研修委員会副委員長 新潟市歴史文化課)
 新井 浩文氏(大会・研修委員会 埼玉県立文書館)
閉会行事(15:45~16:15)

第10回ビジネスアーカイブズの日オンライン・シンポジウム「経営を支える企業アーカイブズを目指して- DXへのアプローチ -」【11/5】

標記のシンポジウムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、企業史料協議会のサイトをご参照ください。
https://www.baa.gr.jp/newst.asp

日 時 2021年11月5日(金)13:00〜17:30
場 所 Zoomミーティング
定 員 150名(先着順)
料 金 会員無料/一般2000円
プログラム
開会宣言・会長挨拶 13:00~13:10
基調講演 13:10~15:15
講演1
「ロッシュ社のアーカイブズ&アーカイブからビジネスに価値を生み出す」(英語による講演・日本語訳付)
 講師 アレキサンダー・ビエリ氏(スイス・ロッシュ社アーカイブズキュレーター、ICA SBA部会長)
講演1 解説とコメント
 松崎裕子氏(公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センター企業史料プロジェクト担当、企業史料協議会理事)
講演2
「デジタル化とアーカイブズによる経営支援」
 講師 大島久幸氏(高千穂大学経営学部教授)
パネルディスカッション 15:20~17:00
「経営を支える企業アーカイブズを目指して-DXへのアプローチ-」
モデレータ
 大島久幸氏(高千穂大学経営学部教授)
パネリスト
 大塚聡氏(イオン株式会社コーポレート・コミュニケーション部 兼 社史編纂室・イオン歴史館館長)
 山田弥生氏(キリンホールディングス株式会社 ブランド戦略部 アーカイブ室)
 川島信行氏(トヨタ自動車株式会社社会貢献推進部 企業・車文化室 アーカイブズグループ)
交流タイム 17:00~17:30