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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

国が起こした戦争、関わるべき 舞鶴市長「引揚記念館、国営化を」 後世に伝える約束、胸に /京都

『毎日新聞』のサイトの2020年9月29日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200929/ddl/k26/040/298000c
京都府舞鶴市の多々見良三市長は、舞鶴引揚記念館の国営化を目指す考えを表明したそうです。

福島県、震災公文書の収集基準定めず 一部廃棄の自治体も 問われる伝承館での保管・活用

『河北新報』のサイトの2020年9月29日付の記事です。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202009/20200929_61026.html
東京電力福島第1原発事故の教訓を伝えるため福島県が双葉町に整備した東日本大震災・原子力災害伝承館で、震災関連の公文書の収集基準が決まっていない、としています。

井上万博相、公文書管理デジタル化に意欲「しっかり進めたい」

『産経新聞』のサイトの2020年9月28日付の記事です。
https://www.sankei.com/politics/news/200928/plt2009280026-n1.html
公文書管理を担当する井上信治万博相は、就任後初めての公文書管理委員会で、公文書管理のデジタル化推進に意欲を示したそうです。

水害と文化財 減災にはリスク想定が大切だ

『読売新聞』のサイトの2020年9月27日付の社説です。
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20200926-OYT1T50253/
国立文化財機構が文化財防災センターを開設することについて、「どのような文化財がどこに保管されているのか、全体像を把握できている自治体は少ない。まずはしっかりと現況調査を行い、被害を最小限に抑える方策を、地域ごとに考えることが必要だ」と指摘しています。

隠蔽、廃棄……繰り返されたずさんな扱い 「認証アーキビスト」で公文書管理は変わるのか

Yahoo!ニュースの2020年9月26日付の記事です。
https://news.yahoo.co.jp/feature/1814
国立公文書館が「アーキビスト」の認証制度を創設することについて、行政による不都合な書類やデータの隠蔽を防ぐことができるのだろうかという観点から論じています。

震災・原子力伝承館 展示内容一層充実を

『福島民報』のサイトの2020年9月25日付の論説です。
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2020092579330
福島県が双葉町に整備したアーカイブ(記録庫)拠点施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」について、「実物の資料には、見る人に何かを訴え、深く考えさせる大きな力がある。展示内容を常に検討し、充実させていく努力が必要だ」と主張しています。

電子公文書、保存をルール化へ 生駒市長、審査会答申受け意向 /奈良

『毎日新聞』のサイトの2020年9月25日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200925/ddl/k29/010/268000c
奈良県生駒市の小紫雅史市長は、情報開示対象の行政文書に当たる可能性がある電子メールやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の投稿などの電子文書について、保存期限などを定めたルール作りを進める考えを示したそうです。

全府省ハンコ廃止を 河野行革相 「縦割り110番」再開

『日本経済新聞』のサイトの2020年9月25日付の記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64233970V20C20A9EA3000/
河野太郎行政改革・規制改革相の指示を受け、内閣府は全府省に文書を出し、民間から行政機関への申請手続きなどで求める押印について、原則廃止を通知したそうです。

川崎市市民ミュージアム浸水 収蔵品の修復、手探り 高まる風水害リスク、再評価必至

『毎日新聞』のサイトの2020年9月24日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200924/dde/014/040/006000c
2019年の台風19号で水没被害を受けた川崎市市民ミュージアムなどに、当時の様子や今後に向けた取り組みについて聞いています。

常設170点、後世にどう伝える 20日開館の震災伝承館

『福島民報』のサイトの2020年9月18日付の記事です。
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2020091879117
福島県が双葉町中野地区に整備を進めてきたアーカイブ(記録庫)拠点施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」の開設に向け、県は約二十四万点に上る資料を収集したそうです。

公務メール勝手に削除 市長「保存ルールない」 「知る権利侵害」審査会指弾 /奈良

『毎日新聞』のサイトの2020年9月18日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200918/ddl/k29/010/308000c
奈良県生駒市の情報公開に関する不服申し立てを審議する審査会が、市長が公務で使ったメールを自己判断で削除したことが行政文書のずさんな管理を招き、「市民の知る権利を侵害」したなどと厳しく指弾しているそうです。

政治の信頼回復 「見える化」こそが原点だ

『西日本新聞』のサイトの2020年9月18日付の社説です。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/646106/
「デジタル化で行政手続きの効率化を図るだけでなく、公文書作成や情報公開の範囲拡大など政治・行政の「見える化」も進めてほしい」と主張しています。

新潟大学人文社会科学系の教員募集

新潟大学人文社会科学系が、准教授または講師または助教1名を募集しています。
職務内容は以下の通りです。

担当学部・研究科 人文学部・社会文化学主専攻・大学院現代社会文化研究科
職務内容
 映像メディア論に関する科目(「メディア論特論」等)および一般科目担当
 高等学校普通教科「情報」免許科目の講義・実習(「メディア論実習」等)担当
 文化資源としての地域映像アーカイブの構築・運営と、それを使用した教育研究活動・地域貢献
専門分野 映像メディア論

応募資格は以下の通りです。

(1)博士の学位またはこれと同等の研究業績および能力を有すること。
(2)本学の建学の精神を理解し、学生指導に強い情熱があり、大学運営に積極的に協力する意思を有すること。
(3)映像アーカイブの構築・運営能力を有すること。
(4)地域社会・地域文化をテーマとする研究の実績を複数持ち、赴任後もこれを志向すること。
(5)高等学校普通教科「情報」免許科目の講義・実習指導に必要な情報関連、コンピュータ関連の知識・技能(プログラミング等を含む)を身につけている者が望ましい。
(6)採用後、新潟市又はその近郊に居住し、業務遂行が可能な者。

応募締切は令和2年10月9日です。
詳しくは、同大学のサイトをご参照ください。
https://www.niigata-u.ac.jp/information/2020/76465/

第25回ビジネスアーキビスト研修講座【10/1-12/11】

標記の講座がオンラインで開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、企業史料協議会のサイトをご参照ください。
http://www.baa.gr.jp/news.asp?NoteAID=14

日 時
基礎コース(4日間受講)
1 10月1日(木)2 10月9日(金)3 10月14日(水)4 10月 22日(木)
 オンライン授業 13:00~14:10
応用コース(希望日を選択受講)
1 10月30日(金)2 11月13日(金)3 11月17日(火)
 オンライン授業 13:00~14:10
4 11月27日(金)5 12月4日(金)6 12月11日(金)
 オンライン授業 13:00~13:30、13:50~14:20
場 所 〈今年度はオンライン開催となります〉
・事前に授業の動画(YouTubeで配信)を視聴していただきます
・当日のオンライン授業は、Zoomミーティングで実施します
定 員 50名
料 金
会員: 基礎コース(4日セット)15,000円 応用コース1日(2コマセット)4,000円
一般: 基礎コース(4日セット)23,000円 応用コース1日(2コマセット)6,000円
基礎コース・カリキュラム
基礎1 10月1日(木)
オンライン授業 13:00~14:10(途中10分休憩) 事前動画 2時間
 講師  保坂 裕興 学習院大学文学部教授(大学院アーカイブズ学専攻)
 テーマ アーカイブズの意義とアーキビストの役割
基礎2 10月9日(金)
オンライン授業 13:00~14:10(途中10分休憩) 事前動画 2時間
 講師  長谷川 信 青山学院大学経営学部名誉教授
 テーマ 日本企業の経営発展と企業史料
基礎3 10月14日(水)
オンライン授業 13:00~14:10(途中10分休憩) 事前動画 2時間
 講師  橘川 武郎 東京理科大学大学院イノベーション研究科教授
 テーマ 社史とアーカイブズ概論
基礎4 10月22日(木)
オンライン授業 13:00~14:10(途中10分休憩) 事前動画 2時間
 講師  森本 祥子 東京大学文書館准教授
 テーマ アーカイブズの価値と実践:文書の作成から保存活用へ
応用コース・カリキュラム
応用1 10月30日(金)
オンライン授業 13:00~14:10(途中10分休憩) 事前動画 2時間
 講師  佐藤 政則 麗澤大学大学院経済学研究科教授
 テーマ 社風に応じた企業アーカイブズ-企業史料を現在と未来に活かす-
応用2 11月13日(金)
オンライン授業 13:00~14:10(途中10分休憩) 事前動画 2時間
 講師 伊藤 真 ライツ法律特許事務所 弁護士・弁理士
 テーマ ビジネスアーカイブズに関わる著作権等の法律について
応用3 11月17日(火)
オンライン授業 13:00~14:10(途中10分休憩) 事前動画 2時間
 講師  金 甫榮 (公財)渋沢栄一記念財団 デジタルキュレーター
 テーマ デジタル資料の管理と活用 基礎と応用
応用4 11月27日(金)
(1) オンライン授業 13:00~13:30 事前動画 1時間
 講師  佐野 千絵 東京文化財研究所名誉研究員
 テーマ ビジネスアーカイブズの資料保存と活用
(2) オンライン授業 13:50~14:20 事前動画:1時間
 講師 小島 浩之 東京大学大学院経済学研究科講師・経済学部資料室室長代理
 テーマ 東京大学経済学部資料室(解説と見学)
応用5 12月4日(金)
(1) オンライン授業 13:00~13:30 事前動画 1時間
 講師  石川 貴敏 (株)丹青研究所 文化空間情報部部長
 テーマ 企業ミュージアム概論
(2) オンライン授業 13:50~14:20 事前動画 1時間
 講師  町田 小織 東洋英和女学院大学専任講師
 テーマ with/afterコロナ時代の企業ミュージアム
応用6 12月11日(金)
(1) オンライン授業 13:00~13:30 事前動画 1時間
 講師  青山 大和 明治神宮百年誌編纂室
 テーマ 事例研究 明治神宮のアーカイブズ
(2) オンライン授業 13:50~14:20 事前動画 1時間
 講師 白石 行洋 アサヒグループホールディングス(株) 顧問・資料室室長
 テーマ 事例研究 アサヒグループホールディングスのアーカイブズ