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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

「アーカイブは民主主義」大阪中之島美術館がめざす未来

朝日新聞デジタルの2020年3月19日付の記事です。
https://www.asahi.com/articles/ASN3J61QCN3DPTFC00G.html
大阪市が2021年度に開館を予定する大阪中之島美術館は、開館までに、所蔵する全アーカイブ資料のデータベースを公開する予定だそうです。

自殺職員「改ざんは佐川氏の指示」 遺族が手記公表、国など提訴―「森友」決裁文書

時事通信のサイトの2020年3月18日付の記事です。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031800856&g=soc
学校法人森友学園への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざんに関与した後、自殺した近畿財務局職員の遺族の弁護団は、改ざんは当時同省理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官の指示だったなどとする手記や遺書を公表したそうです。

京大、教授会議事録を閲覧制限 学部史編集委員の教授に 「隠蔽体質が背景」と教授

『京都新聞』のサイトの2020年3月15日付の記事です。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/187092
京都大学教育学研究科の教授らが教育学部70年史を編纂する際、教授会議事録の閲覧を大幅に制限されていたそうです。

五輪文書の保管、都が組織委に釘刺す 条例案提出

朝日新聞デジタルの2020年3月14日付の記事です。
https://www.asahi.com/articles/ASN3F6VRDN39UTIL01G.html
東京五輪・パラリンピック組織委員会に対し、作成した文書を適切に保管するよう求める条例案が、開会中の東京都議会に提出されているそうです。

被災・劣化なく後世に ASEANの文化財 一元的なデジタル化進む

『毎日新聞』のサイトの2020年3月14日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200314/ddm/014/040/001000c
東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局がASEAN諸国の貴重な歴史的文化遺産をデジタル化するプロジェクトが進んでいるそうです。

首相、新型コロナ「歴史的緊急事態」…議事録作成など義務づけへ

『読売新聞』のサイトの2020年3月9日付の記事です。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200309-OYT1T50224/
安倍首相は新型コロナウイルス感染症への政府対応について、行政文書の管理指針に基づく「歴史的緊急事態」とする方針を表明したそうです。
他紙にも関連する記事が掲載されました。

北村大臣、新型コロナ対応「歴史的緊急事態」の指定検討…議事録作成を義務づけ
(『読売新聞』のサイトの2020年3月6日付の記事)
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200306-OYT1T50214/
議事録がない休校要請、首相「速やかに作成する」
(朝日新聞デジタルの2020年3月9日付の記事)
https://www.asahi.com/articles/ASN393VTBN39UTFK00P.html
首相「私権制約に考慮」 新型コロナ 「歴史的緊急事態」指定
(『東京新聞』のサイトの2020年3月9日付の記事)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202003/CK2020030902000232.html
新型コロナ対応 検証に堪える記録残せ
(朝日新聞デジタルの2020年3月10日付の社説)
https://www.asahi.com/articles/DA3S14396480.html
余録
(『毎日新聞』のサイトの2020年3月10日付のコラム)
https://mainichi.jp/articles/20200310/ddm/001/070/085000c
感染症と公文書 「抜け穴」探しは認めない
(『信濃毎日新聞』のサイトの2020年3月11日付の社説)
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200311/KT200310ETI090007000.php

水没被害の収蔵作品を公開 川崎市市民ミュージアム

『神奈川新聞』のサイトの2020年3月14日付の記事です。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-299050.html
2019年の台風19号で川崎市市民ミュージアムの地下収蔵庫が水没した問題で、川崎市は、被害を受けた主な収蔵作品の名称と画像を初めて公開したそうです。

印字された「打合せ後廃棄」の意味 情報公開掲げる原子力規制委の密室事前協議

『毎日新聞』のサイトの2020年3月10日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200310/k00/00m/040/159000c
原子力規制委員会の更田豊志委員長も出席した非公開の事前会議では、関西電力に求める火山灰対策の命令文の原案に「打合せ後廃棄」と印字されていたそうです。

県公文書条例 県政への信頼が試される

『信濃毎日新聞』のサイトの2020年3月9日付の社説です。
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200309/KP200308ETI090001000.php
長野県公文書管理条例案について、「異論なく結論が導かれたように整えられる懸念はないか。紆余曲折した検討の記録は省かれないか」と指摘しています。

「教訓の発信不十分」 福島の原発施設で専門家指摘―東日本大震災9年

時事通信のサイトの2020年3月9日付の記事です。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020030900120&g=soc
福島県が東日本大震災と原発事故の記録と教訓を伝える場として開所するアーカイブ拠点施設について、一部の専門家は「教訓を伝える内容が不十分ではないか」と指摘しているそうです。

和歌山県立文書館の嘱託研究員募集

和歌山県立文書館が、嘱託研究員1名程度を募集しています。
業務内容は以下の通りです。

和歌山県立文書館が所蔵する古文書の解読、整理、目録作成等及び古文書に係る調査、研究等

受験資格は以下の通りです。

学校教育法に基づく大学院において日本史学(近世又は近代)の課程を修了した人若しくは令和2年3月31日までに修了見込みの人又はこれらと同等以上の学力を有する人

受付期間は令和2年3月17日(火)までです。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://www.lib.wakayama-c.ed.jp/monjyo/