Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

公開セミナー「ミュージアムとジャパンサーチ―その可能性と課題―」【2/20】

標記のセミナーが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、デジタルアーカイブ学会のサイトをご参照ください。
http://digitalarchivejapan.org/4218

日時: 2020年2月20日(木)
場所: 東京大学工学部2号館9階93b教室(安田講堂北側。東京都文京区本郷7-3-1)
主催:デジタルアーカイブ学会 (SIG ジャパンサーチ研究会)
プログラム (変更される可能性があります)
13:30 開会、主催者挨拶
知的財産推進計画とジャパンサーチ(内閣府知的財産戦略推進事務局)
ジャパンサーチ(試験版)の紹介と実体験(国立国会図書館職員)
最近のオープンデータ政策の動向とデジタルアーカイブ(渡辺智曉 国際大学GLOCOM教授)
デジタルアーカイブ運用の制度的課題(田良島 哲 東京国立博物館 特任研究員)
デジタルアーカイブ運用の技術的課題(村田良二 国立文化財機構文化財活用センター デジタル資源担当室長)
15:2-~15:30 休憩
デジタルアーカイブとその連携に関する研究・実践プロジェクト及びシステム開発企業からのショートプレゼンテーション。プレゼン終了後、ポスターセッション。
全体の質疑応答、意見交換
17:00  閉会
17:30~19:00 情報交換会(会費制)

外務省公文書監理室のレコードマネージャー募集

外務省が、公文書監理室に勤務するレコードマネージャーを若干名募集しています。
勤務内容は以下の通りです。

「公文書等の管理に関する法律」等関係法令に基づき,行政文書ファイルの登録,保存,廃棄,移管といった一連のプロセスを適正に進めるため,文書管理業務全般を支援する。その他,大臣官房総務課公文書監理室長が指示する文書管理に関する業務に従事する。

応募資格は以下の通りです。

(1)日本国籍を有し,かつ外国籍を有しないこと(採用時に戸籍謄本の提出が必要)。
(2)第二次世界大戦後の日本外交または国際政治に関する知識を有すること。
(3)英文の高度な読解力を有すること。
(4)パソコンを使用したデータの検索及び所定の書式(エクセル)への文字入力が可能なこと。

応募締切日は令和2年2月17日です。
詳しくは、同省のサイトをご参照ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/pc/page24_001148.html

新潟県立文書館の非常勤嘱託員募集

新潟県立文書館が、非常勤嘱託員1名を募集しています。
業務内容は以下の通りです。

文書館が所蔵する歴史資料の整理業務、閲覧業務、歴史資料を活用した講座等の普及業務、歴史資料に関わる調査業務

資格要件は以下の通りです。

次のいずれかに該当する者であること
ア 大学又は大学院で歴史学(日本史)、文化財学、民俗学、又は国文学(漢文等含む)を専攻し卒業した人で、かつ和紙等に筆で書かれた文字の判読ができる人
イ 学校等の教育機関又は歴史資料保存活用機関(文書館、公文書館、博物館、資料館、自治体史編さん室等)での職務経験のある人で、かつ和紙等に筆で書かれた文字の判読ができる人

申込受付期間は令和2年2月14日(金)までです。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=854&comment_flag=1&block_id=3049#_3049

内閣府、「桜」名簿の管理簿未記載を点検せず チェック体制形骸化

『毎日新聞』のサイトの2020年2月3日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200203/k00/00m/010/167000c
首相主催の「桜を見る会」を巡り、2017年度まで7年分の招待者名簿が行政文書ファイル管理簿に記載されていなかった問題で、内閣府人事課は12~18年度に保有する文書の管理状況に関する定期点検で管理簿への記載の有無を確認していなかったそうです。
他紙にも関連する記事が掲載されました。

「桜」名簿の未記載、放置 内閣府、点検・監査で見抜けず
(『毎日新聞』のサイトの2020年2月4日付の記事)
https://mainichi.jp/articles/20200204/ddm/005/010/082000c
なぜ「桜」名簿は保存1年未満になったのか 「だまされた」批判も出る内閣府の運用
(『毎日新聞』のサイトの2020年2月5日付の記事)
https://mainichi.jp/articles/20200205/k00/00m/040/227000c
証拠は捨てたもん勝ち!? “桜国会”が示す公文書管理の闇
(AERAdot.の2020年2月4日付の記事)
https://dot.asahi.com/wa/2020020300073.html?page=1

絵画や古文書など400点以上 台風15号以降、館山の博物館に被災者ら託す

『東京新聞』のサイトの2020年2月1日付の記事です。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/202002/CK2020020102000157.html
台風15号で多くの民家が被災して以降、それまで民家にあった絵画や古文書の管理に困り、千葉県館山市立博物館に預けるケースが相次いでいるそうです。

川崎市市民ミュージアム 修復困難な収蔵品も 台風19号で写真やフィルム浸水

『東京新聞』のサイトの2020年1月29日付の記事です。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/202001/CK2020012902000142.html
台風19号で被害を受けた川崎市市民ミュージアムの収蔵庫から搬出した収蔵品は、全体の三分の一の約七万五千点にとどまっているそうです。

保存期間満了後の公文書リスト公表へ 兵庫県が指針議論

『神戸新聞』のサイトの2020年1月27日付の記事です。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202001/0013067491.shtml
兵庫県の公文書管理委員会は、県公文書管理条例に基づき、具体的な文書の保存期間などを定めた指針案について議論したそうです。

行政文書を捨てない「ドイツ」のアーカイブ感覚 専門の教育を受けているアーキビストがいる

東洋経済オンラインのの2020年1月22日付の記事です。
https://toyokeizai.net/articles/-/324873
「公文書の扱いに関する制度整備を見ることも大切だが、制度の背景には歴史観や国家観、デモクラシーといったことがある」と主張しています。

写真の「反トランプ氏」部分にぼかし 米公文書館が謝罪

朝日新聞デジタルの2020年1月19日付の記事です。
https://www.asahi.com/articles/ASN1M62KBN1MUHBI006.html
アメリカ政府の国立公文書館・記録管理庁は、3年前のウィメンズマーチの際に撮影され、同庁の施設で展示した写真を加工していたとして、謝罪したそうです。

内閣府、「桜を見る会」資料を8カ月間隠す 「不明」と説明…実は19年5月に把握

『毎日新聞』のサイトの2020年1月29日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200129/k00/00m/040/276000c
首相主催の「桜を見る会」に関して初めて国会に示された新たな資料の存在を、内閣府は2019年5月9日の段階で既に把握していたそうです。
他紙にも関連する記事が掲載されました。

「桜」名簿廃棄は「不当で、脱法行為」 公文書管理の専門家と国会答弁を読む
(『毎日新聞』のサイトの2020年1月28日付の記事)
https://mainichi.jp/articles/20200127/k00/00m/040/256000c
安倍首相の予算委答弁 本人が混乱を広げている
(『毎日新聞』のサイトの2020年1月29日付の社説)
https://mainichi.jp/articles/20200129/ddm/005/070/088000c
「桜」予算超え支出常態化を首相陳謝、野党は公文書管理を批判
(『読売新聞』のサイトの2020年1月29日付の記事)
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200129-OYT1T50206/
桜名簿の再調査 個人情報は盾にならない
(『信濃毎日新聞』のサイトの2020年1月31日付の社説)
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200131/KT200130ETI090006000.php
桜見る会、隠蔽発覚 資料の再調査が不可欠
(『秋田魁新報』のサイトの2020年1月31日付の社説)
https://www.sakigake.jp/news/article/20200131AK0009/
桜を見る会疑惑 どこまで居直るのか
(『中日新聞』のサイトの2020年2月1日付の社説)
https://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2020020102000113.html
桜を見る会 公文書の管理がずさん過ぎる
(『読売新聞』のサイトの2020年2月2日付の社説)
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20200201-OYT1T50267/