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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

鹿児島市の公文書管理嘱託員募集

鹿児島市が、公文書管理嘱託員1名を募集しています。
業務内容は以下の通りです。

1.歴史的公文書等の選別、分類及び整理に関すること。
2.歴史的公文書の目録データ等の作成に関すること。
3.歴史的公文書等の書庫への運搬及び配置に関すること。
4.その他所属長が指示する事項

応募者資格は以下の通りです。

応募資格は、次の要件を全て満たす方とします。
1.次のアからオまでのいずれかに該当すること。
 ア.文書情報管理士の資格を有すること。
 イ.ファイリングデザイナー検定に合格していること。
 ウ.公文書管理検定に合格していること。
 エ.司書の資格を有すること。
 オ.その他これらに類する資格を有すること。
2.普通運転免許を有していること。

応募期限は令和2年1月15日です。
詳しくは、同市のサイトをご参照ください。
https://www.city.kagoshima.lg.jp/soumu/soumu/soumu/shokutaku.html

第18回歴史文化をめぐる地域連携協議会「地域歴史遺産を未来につなぐために―阪神・淡路大震災と、地域の取り組みから考える―」【2/2】

標記の協議会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、神戸大学大学院人文学研究科地域連携センターのサイトをご参照ください。
http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~area-c/osirase.html#200202

日時 2020年2月2日(日)11:00~17:00
会場 神戸大学瀧川記念学術交流会館
参加 無料(事前申込制)
プログラム
11:00 開会挨拶  品田 裕 (神戸大学理事/ 副学長)
11:05 主催者挨拶・趣旨説明 奥村 弘 (神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター長)
第1部 活動報告
11:20 活動報告1 内田 雅夫 ([神戸市]住吉歴史資料館)
「住吉歴史資料館の活動-変質するだんじり祭を見て25 年前の震災復興を思う-」
11:40 活動報告2 河野 克人 ([丹波篠山市]丹波篠山市立中央公民館)
「地域のお宝をどうすればよいか-地元に残る古文書を題材として-」
12:00 質疑応答
12:10 昼食・交流会
第2部 協議会「地域歴史遺産を未来につなぐために-阪神・淡路大震災と地域の取り組みから考える-」
13:10 問題提起  井上 舞 (神戸大学大学院人文学研究科)
13:15 報告1 佐々木 和子 (神戸大学地域連携推進室)
「阪神・淡路大震災を残すために」
13:40 報告2 吉川 圭太 (神戸大学大学院人文学研究科)
「阪神・淡路大震災の記憶を歴史としてつなぐために」
14:05 休憩
14:15 報告3 石松 崇 (香美町教育委員会)
「地域の記憶をつなぐために-香美町無住化集落の場合-」
14:40 報告4 大槻 守 (香寺町史研究室)
「地域の歴史を伝える-中学校と連携して-」
15:05 コメント  白水 智 (中央学院大学/地域史料保全有志の会)
15:30 休憩・交流会
第3部 全体討論  (~ 17:00 終了)
15:50 討論 司会:奥村 弘
情報交換会
17:30 ~ 19:30 (瀧川記念学術交流会館1階食堂/会費制)
主催 神戸大学大学院人文学研究科、同地域連携センター
共催 兵庫県教育委員会、 COC+ ひょうご神戸プラットフォーム協議会、 科学研究費特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」研究グループ、大学共同利用機関法人 人間文化研究機構(基盤機関:国立歴史民俗博物館)

県公文書管理条例 不都合を隠せない制度に

『徳島新聞』のサイトの2020年1月8日付の社説です。
https://www.topics.or.jp/articles/-/306774
徳島県が公文書管理のルールや基準を定めた条例づくりに乗り出したことについて、「なぜ条例を策定する必要があるのか。その意義をしっかり踏まえなければ、「仏作って魂入れず」になりかねない」と主張しています。

年賀状は700枚の87歳 佐藤栄作日記の空白を読む

朝日新聞デジタルの2020年1月7日付の記事です。
https://digital.asahi.com/articles/ASMD00295MDZUCVL015.html?pn=8
東京大学名誉教授の伊藤隆さんが、近現代の軍や政治の中枢にいた人の日記や書簡などの収集が難しくなってきたと警鐘を鳴らしています。

古文書、大災害に備え 愛知と岐阜の研究者、連携組織設立へ

『中日新聞』のサイトの2020年1月6日付の記事です。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020010690085904.html
地震や台風などの災害時に古文書などが消失するのを防ごうと、愛知、岐阜両県の研究者らが連携組織「東海資料ネット」(仮称)をつくるそうです。

「情報流出か」規制庁内混乱 不開示方針→念のため照会

『毎日新聞』のサイトの2020年1月5日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200104/k00/00m/040/161000c
原子力規制委員会の非公開会議で配布された資料が開示されるまでの経緯を明らかにするため、職員間で交わされた約40通の電子メールと添付ファイルが情報公開請求されたそうです。

日本アーカイブズ学会2019年度第2回研究集会「薬害の記憶を伝えるために ―薬害資料館をイメージする―」【1/25】

標記の研究集会が開催されます。
参加申し込みは不要です。
詳しくは、日本アーカイブズ学会のサイトをご参照ください。
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=338

日時:2020年1月25日(土) 13時半~17時15分(13時開場)
会場:大阪人権博物館(リバティおおさか)研修室1(http://www.liberty.or.jp/
 JR環状線芦原橋駅下車徒歩10分 〒556-0026 大阪府大阪市浪速区浪速西3-6-36
プログラム(敬称略・予定)
13:30~13:35 開会挨拶・開催趣旨説明(日本アーカイブズ学会研究委員会)
13:35~14:00 資料を残し活かすとはどういうことか(藤吉圭二・追手門学院大学)
14:00~14:25 PMDAでの薬害資料展示について(厚生労働省担当者)
      (PMDA:独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)
14:25~14:40 休憩
14:40~16:10 当事者からの期待(全国薬害被害者団体連絡協議会関係者)
16:10~16:25 休憩
16:25~17:10 質疑応答・ディスカッション
17:10~17:15 閉会挨拶
共催
 日本アーカイブズ学会、厚労科研・薬害アーカイブズ研究班
その他
・参加無料。受付で「研究集会に参加」とお伝えください。
・事前予約不要です。当日直接おいでください。

第15回人間文化研究情報資源共有化研究会「人文系研究データの生成と管理ー「可逆性」の実現のために」【1/25】

標記の研究会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、人間文化研究機構のサイトをご参照ください。
https://www.nihu.jp/ja/publication/source_rd

日 時 2020年1月25日(土)10:10~11:45
会 場 日比谷図書文化館 スタジオプラス(小ホール) 
(〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-4)
東京メトロ 丸の内線・日比谷線「霞ヶ関駅」/都営地下鉄 三田線「内幸町駅」/東京メトロ 千代田線「霞ヶ関駅」 各駅から徒歩約3分
(同日13:30より日比谷図書文化館日比谷コンベンションホール(大ホール)にて第38回人文機構シンポジウムを開催します。)
参加料無料
プログラム
10:00     開場
10:10     あいさつ・趣旨説明 大内英範(人間文化研究機構特任准教授)
10:15-10:35  天野絵里子氏「人文系研究データのライフサイクルを考える」 
10:35-10:55  佐々木孝浩氏「日本古典文学研究における「可逆性」とは」
10:55-11:15  高田智和氏「話し言葉調査の「可逆性」」
11:15-11:45  パネルディスカッション「人文系研究データの生成と管理」
 司会・関野樹(国際日本文化研究センター教授)
11:45     閉会あいさつ 永村眞(人間文化研究機構総合情報発信センター情報部門長)

全史料協関東部会第303回定例研究会「埼玉県立文書館の改修経験から学ぶ ~アーカイブズ施設に求められること~」【1/24】

標記の研究会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会のサイトをご参照ください。
http://www.jsai-kanto.jp/

日 時 令和2年1月24日(金)13:30~17:00(受付開始13:00)
場 所 埼玉県立文書館 講座室(〒330-0063 さいたま市浦和区高4-3-18)
日 程
埼玉県立文書館紹介及び改修の概要について(13:45~14:10)
施設見学(14:20~15:40)
講 演(15:50~16:30)
「埼玉県立文書館の改修について(仮)」
 報告者 :太田富康氏(埼玉県立文書館副館長)
質疑応答
終了後,有志による情報交換会(懇親会)を予定しています。
定 員  40名(先着順)
参加費 全史料協関東部会会員・非会員:無料

熊本地震の被災史料、熊本県などが解読・調査し所有者へ返却 「価値」付けで保管へ期待

『熊本日日新聞』のサイトの2019年12月30日付の記事です。
https://this.kiji.is/584259871589074017?c=92619697908483575
熊本地震の文化財レスキュー活動に取り組む熊本県と熊本被災史料レスキューネットワーク、県博物館ネットワークセンターの3者は、被災家屋から救出した古文書を解読・調査した上で所有者に返却する作業を進めているそうです。

8.5豪雨時の災対本部記録など 大崎市、重要文書保存せず 「命守る資料」専門家警告

『河北新報』のサイトの2019年12月30日付の記事です。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201912/20191230_13021.html
宮城県鹿島台町(現大崎市)に大きな被害をもたらした1986年の「8.5豪雨」に関し、大崎市に災害対策本部の記録などの重要文書が保存されていないことが分かったそうです。

「桜」名簿、廃棄記録なし 管理指針に違反 13~17年度

『毎日新聞』のサイトの2019年12月30日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20191230/ddm/001/010/084000c
「桜を見る会」を巡り、2017年度まで5年間の招待者名簿や各省庁への招待者の推薦依頼文書の廃棄記録を内閣府が残していなかったことが判明したそうです。

記者の目 公文書クライシス 保存ルール不備 首相文書を残す制度を=松本惇(東京社会部)

『毎日新聞』のサイトの2019年12月27日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20191227/ddm/005/070/011000c
「取材を進めると、首相が保有する文書を退任時に保存するルールがなく、破棄や散逸の危険にさらされている実態が浮かんだ」としています。

公文書クライシス 公文書クライシス 官邸の隠蔽体質 もはや民主主義ではない=大場弘行(特別報道部)

『毎日新聞』のサイトの2019年12月26日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20191226/ddm/005/070/010000c
「2年以上に及ぶ取材で見えたのは、あらゆる手段を使って記録の公開を避けようとするすさまじい隠蔽体質だった」としています。